未知の変異ウイルスによって人間がゾンビ化、文明が崩壊してしまった世界。「俺」は、幼なじみのカズミと共に、ユーラシア大陸を横断していた。
ホラー映画の設定の中で繰り広げられるSF。幼馴染二人の気の置けない会話が、世界の危機の中でも微笑ましい気持ちにさせてくれます。
どんなことがあっても変わらない人の存在は、有り難くて頼もしいんだなぁと思いました。こんなにエネルギーに満ち溢れた二人だったら、きっと大丈夫な気がします。