第38話 ゲーマーからファーマーに転身?

 あやみを送り出した後、3人の眷属がスモールワールドから呼んでいるので入ると、昨日のコスモデルの姿で、スタンバっていた。

 

 指がないとコントローラーが使えないので、仕方がないのだ。めっちゃ、エロ可愛いのはご愛嬌。衣装が透けているバージョンもイイ感じ。決して鼻の下を伸ばしてなどいない。


 昨日800時間×1000回もゲームをして、オンラインゲームもかなりプレイしたため、対戦求む的なものから、ただフレンドになりたいものまで、膨大な数のアクセスがあり、1つ1つ応対していくと、結果昨日と同じくらいループすることになり、廃4神というグループ名を付けられてしまう。漢数字じゃなくて良かった。


 もう、やりきった感が強くなり、お開きとさせてもらった。



 あやみといつものように夜を過ごし

 

 僕は天使Lv699、あやみはLv52+Lv26でLv78になった。

 

 昨日に引き続きゲームのし過ぎでレベルが更に10も上がった。


 2日で160万時間もゲームすれば、少し飽きたような気がする。




 次の日、いつものようにあやみを送り出すと、美人三つ子姉妹の格好をした3人がスモールワールドから来た。今日もエロ可愛い。

 もうこちらが声をかける前に、タイミングを見計らって、勝手に出て来ている。

 流石、気が利く眷属たちだ。


 僕が、ゲームは飽きたから違うことをしたいと言うと、

 「「「主様の思うがままに」」」

 と言ってくれたので、以前から気になっていた果実栽培をすることにした。

 

 まずは、いろいろまわって、どんなものがあるか、見に行こう。


 だが、その前に、その姿で外出すると騒ぎになってしまうから、肌の露出を控えめにしてくれ。

 と3人に普通に動きやすい露出を抑えた服装に変えてもらった。

 3人とも人間の姿だから、普通に味覚はあるらしい。


 「フルーツが食べたいから、前にテレビで特集してた場所に行って、フルーツを食べよう!」

 「「「おおっー」」」


 お店や農家などに瞬間移動して探知で美味しそうな果物を見つけては購入して食べて、また瞬間移動して探知をかけ、食べてを繰り返し、

 お腹がぽてっと膨らんで、これ以上食べれなそうなので、スモールワールドに入って、農地を耕す段階に移行した。

 

 3人で暮らしているせいか、スモールワールドが広くなっていたので、50m×20mを10区画作り、4人で土魔法を使って耕し、コキューが上手だったので仕上げを任せ、農家さんから購入した種を蒔いた。


 リヴァが、豊穣神の祝福を掛けた方が、美味しく育つと言うので、愛と豊穣の女神アプロディーテー様を思い描きながら創造魔法で有機肥料を作成し、おいしくなーれ、おいしくなーれと言いながら、肥料を撒いた。


 「ちょっと違うけど、まぁいいか」

 とリヴァの呟き声が聞こえたが、スルーした。


 「主様、時空魔法で100倍早めてみましょう」

 と3人が言うので、許可した。


 「あと、分身体を作って、作業させます。」

 とまたまた3人が言うので、これも許可した。


 3人はそれぞれ念じると、Lv70の子ザリガニと子ウナギとコバエが現れた。

「この前自分も分身体を作ったんだけど、これにコピー魔法で作ったコピー体を融合させると、レベルが高いものが作れるから試してみて」

 3人は言われるがままに、コピー魔法でコピーを何百体と作成し分身体に融合させていくと、あら不思議、どんどんレベルが上がって身体も大きくなり、Lv500近い分身体が出来上がった。

 

 分身体を補助するゴーレムや、荷車などをみんなで作って、最後に収穫物を保管する大倉庫を作った。

 僕は先ほどの大倉庫に防腐魔法を施して、マンションに戻った。

 


 あやみといつものように夜を過ごし

 

 僕は天使Lv700、あやみはLv53+Lv26でLv79になった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る