第15話 春の日差しへ



大地を照らす太陽を見て


涙を流してみるのもいいかな?


苦しくても悲しくても

どんなに辛くても

生きているじゃないかと囁いてみようか?


暖かな日差しに包まれて

両手を合わせて

胸に当てて


希望だけは捨ててはいないと心に願えば

胸の中に暖かな陽射しが差し込んで

太陽の光に導かれるように灯る


捨ててはいけないものは

たったひとつの暖かな思いを

育てること

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