第14話 蒼い空
朝
まだまだ寒い朝
太陽が真上で輝き出す頃までに
山の広場まで行ってみようか
暖かな日差しに包まれた
広場の隅に広がる林で声がする
ぱたぱたと音のする方角から
コバルトブルーのお腹を見せて
イソヒヨドリがやってくる
ふと
自分は何をやっているのだろうかと
空を眺める
透き通るような蒼い空の下で
無くすべきものを無くし
新しい何かを掴もうと
身軽になった心が
コバルトブルーの鳥のように
蒼い空を飛ぼうとしている
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます