第13話 俺は、ハーレム王になる !………by コロッケ ③

【 ララァside 】



昼間、パパ達クワトロ達が 表で騒いでいたから 皆で窓の外をのぞくとデブ猫が私達の花園に侵入しようとしたらしく、パパ達が

必死に捕まえようとしたけど………



「 ありゃぁ、捕まらないね ! むこうさん(コロッケ)が、一枚上手だ。 ご主人様達も大変だねぇ~ 」


シーマさんが、他人事………他猫事のような事を言っている。


「 あれは、また来るわね マチルダ !」


「 ああ、間違いなく来るだろうな ミライ ! 」



「 ヤダヨォ~ 助けてよ、お姉ちゃんフォウ


「 大丈夫、ここには皆がいるわ ロザミア ! 」



ララァ、マチルダ、ミハル、ミライ、ライラ、エマ、ロザミア、フォウ、プル、キャラ、シーマ、セシリー


私達、パパ達の『ネコカフェ 紅い悪魔』の家族 兼 スタッフなんだから協力して、あのデブ猫コロッケを撃退しなければ !


プル や キャラ の話だと パパ達も知らない出入口があるらしく、私やセシリーの『 感 』だと 今夜あたり あのデブ猫コロッケが忍び込んで来るとにらんでいる。


いくら速くても 私達 12匹の猫達が襲えば 撃退出来るハズよ。

私は、来るべき時に備えて 皆と相談したのだった。




やがて夜になりパパ達クワトロ達が母屋の方に行った頃、


「 やあ やあ お待たせ、俺の名は『コロッケ』 !

君たちの旦那様になる雄猫おとこだよ ! 」


デブ猫コロッケがフザケタ事を言いながら侵入した時、私達は思い思いにデブ猫コロッケを攻撃した。


やがて、デブ猫コロッケは 逃げ出した。


「 ウワァ~ン、 一気に 92敗に成ってしまったじゃないかぁー !」


謎の言葉を残して逃げ出したデブ猫コロッケ退治たいじして私達の絆は深まるのだった。




めでたし めでたし ?

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