応援コメント

誓いのロック(1)」への応援コメント

  • この章、すごいいいですね!

    何かを探究するときに、必ずぶつかる壁。壁に向かっての奮闘と乗り越える様子がとてもきれいに描かれていると思います。
    壁にぶつかること自体が普遍的なテーマで興味を惹かれるし、そこにギターならでは経験が丁寧に描かれるので (弦を押さえられない、左手を意識して不要な弦をピックしてしまう、旋律が淀む等)、ギターの経験が無くても自然に共感できます。

    上手く行かないのでメンバーとぶつかる、ついヤケになってしまう。うーん、わかる、わかる。
    そして (4) のエピソードが本当に素晴らしい。「ほかのサイドギターを見つけろよ」と言う篠宮くんに、いつもどおりのおおらかな笑顔でそれを受け流す石川さん。ここで熱血展開にさせないところが上手いなー、と感心すると同時に、書き手の人間的な成熟度が感じられて脱帽です。さらに、篠宮くんが修志くんに、石川さんが彩音にさり気なく変わるところがニクイ!いやー、名エピソードでした。

    HC100 わざわざ聞いていただいてありがとうございます。さすが、彼らの音の印象の表現がお上手ですねえ。割とマイナーコードが多いので鬱屈した感じになるのかもしれませんね。豊岡さんがご自分でイメージしているこの小説用の BGM はあるんでしょうか。あれば、ぜひ伺いたいです。聞きながら読むとまた新たな印象を得られるのと思うので……。よろしくお願いします。

    作者からの返信

    再びのコメントありがとうございます!
    勿体無いお言葉の数々で、大袈裟かもしれませんがこの物語を書いたご褒美を頂いているような気分です m(__)m

    イカワさんがおっしゃる通り、物事を追求する際には多様な壁が現れて、劣等感や自己嫌悪を抱き、そしてそれを乗り越えた人間だけに与えられる結果と全能感が存在すると思います。

    楽器の演奏というものはその感覚が顕著に現れると思い、必ず今回の物語中で描写したいと考えていました。


    私が普段から聞いている音楽は邦楽ロックで、ジャンル的にはポップロック、メロコア、オルタナティブロックといったものが好みです!
    好きなバンドで言うと、MONGOL800、ASIAN KUNG-FU GENERATION、UNISON SQUARE GARDEN、サンボマスターといった方々になりますね。
    実際に今作中の曲でも、これらのバンドの曲を意識して書いたものがあったりします(笑)

    また、前回のコメントでイカワさんがお話しされたように、物語中の曲に、読み手の方々が今まで聞いてきた曲たちを重ねて読んで頂くのはとても嬉しく思います m(__)m