第11話
『それじゃあお母さん、行ってきます!』
「『はい、気をつけて行ってくるのよ。何かあったらすぐに連絡してね。』」
『わかったよ!』
待ちに待ったゴールデンウィーク。璃緒の部活もちょうど3日間の休みがあり、予定がピッタリあったため3人で行けることになった。
『お待たせ2人とも、いつも家の前まで来てくれてありがとう。』
「『千春!今日めっちゃ可愛い!いやいつも可愛いけど!今日は一段と可愛いわ〜!』」
「『明日香やりすぎ、千春の髪の毛崩れるでしょ。でも、学校以外で会うとやっぱりみんな雰囲気変わるよね。』」
『2人もいつもよりも可愛いよ!今日本当に楽しみだったんだ、私!』
「『何、千春ちゃん、そんなに私たちと遊びに行くの楽しみにしててくれたの〜!?やだこの子可愛い!私の家に連れて帰るわ!』」
「『うるさいって!近所迷惑になるからやめて!恥ずかしい…。』」
「『ごめんって、よし!じゃあ早速レッツゴー!』」
『おー!』
「『うぇーい。』」
その後は3人で話をしながら目的地のショッピングモールまで行き、服を見たりアイスを食べたりしてとても楽しい時間を過ごした。
「『あ、そろそろお昼だ。急がないとフードコート混むよ?どうする?』」
「『んー、お腹すいてきたし行ってもいいんじゃない?千春はどう?』」
『私もお腹すいてきたから行こうかな。』
「『おっけ!決まりだね!何食べようか?私は…ハンバーガー食べたい!今日はデブ活日だから…!!』」
『いいね、私も普段食べないからハンバーガーいいかも!』
「『ありありー、じゃあハンバーガーで決定〜。』」
そして私たちは早めにフードコートにあるハンバーガー屋さんに向かった。
「『千春は何にする?注文は私たちがやるから任せて。』」
『んー、みんなは何にするの?』
「『私はこのAセット一択だね!ここで食べる時は毎回頼んでる!』」
「『私は今日の気分はBかな。』」
『うーん、じゃあ、私もAのセットにしようかな。』
「『OK!じゃあ注文してくるか!千春も来る?』」
『うん、行く行く!』
注文までしてくれるのだからさすがに自分のものは持たないと気が済まない。
そしてレジのところまで行くと今日会うとは思っていなかった人物がいた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます