リアムロボとのメモリー(前編)

ーお出掛け当日(日曜日)ー

アメリアとリアムロボは、登山パークの頂上(ゴール)で食べる弁当を作っていた。そこに、トムとマテオが起きてきた。

「おはよう😃」

「あら、あなたおはよう😃」

「おはようございます😃」

「2人とも張り切ってるな〜。」

「当然よ。」

「マテオ君も、おはよう😃」

「リアム、おはよう😃」

「マテオったら、こういう時は早起きするのにね〜。幼稚園の時も毎日早起きしてほしいわ〜。」

「ハハハ、良いじゃないか。」

「子どもって、そういうものですよ。」

「うんうん、パパとリアムの言う通り。」

「ほらまた、この子はすぐ調子に乗るわ。」

「「「「ハハハ・・・。」」」」

4人は笑い包まれた。


ー登山へ出発!ー

トムたち3人は、それぞれ登山パークに行く準備をした・・・。


「みんなー、準備できたか?」

「よし、弁当もバック入れたし、こっちは準備オッケーよ!」

「リアム、マテオも準備できたか?」

「僕は、持つものはないので・・・、それに22時までは動くので大丈夫です。」

「それもそっか。」

「でも、その代わり荷物を運ぶのを手伝ってね。」

「もちろんです、それが僕の役目ですから。」

「マテオは準備できたか?」

「うん、できたよ!」

「それじゃ、行くか!」

トムとアメリア、リアムロボは、車(ハイエース)に荷物を積め、トムの運転で出発した。

「リアム楽しみだね🎵」

「うん、楽しみ!!」

マテオたちは、話ししながら登山パークに向かった・・・。


ー登山パーク到着!ー

1時間後、登山パークに着いた。

「マテオ~、着いたよー。」

トムが起こすが、マテオは熟睡していて起きなかった。

「Zzz😴」

「マテオ君、起きて着いたよ。」

隣に座っていたリアムロボが、優しく叩き起こした。

「リアム、どうした?🥱」

「着いたわよ、登山パークに。」

アメリアは教えてた。

「僕、いつの間にか眠っちゃたんだ😳」

「よし、マテオも起きたし行くか!」


トムたち4人は、チケット売り場でチケットを買って入場した。

「ようこそ!登山パークに!」

登山パークのキャストたちが歓迎してくれた。

「えーっと、初級コースエリアって何処だろう?」

トムがスマホで調べていると、マテオが教えてきた。

「パパ、あれじゃない?」

「あれだ!よし、行くぞ!」

トムは走りだした。

「子どもたちよりも張り切っているじゃない。」

「リアム、僕たちも行こう!」

「うん!」

「ママも早く行こう!」

「あんまり走ると、転ぶわよ!」


ー初級コースエリアー

「こんにちは!初級コースエリアへようこそ!ここは道が険しくなく初心者や家族、友人と気軽かつ楽しく、頂上(ゴール)を目指して行くコースとなっています。ですが、協力制となっています。」

「協力制?どういうことですか🤔」

トムは、キャストに質問した。キャストは、ボードを使って説明した。

「各3つのポイントに、ミッションが用意されています。そのミッションをチームで協力しながら、頂上(ゴール)を目指してください。」

「なるほど😯」

「マテオ君、一緒に頑張ろう💪」

「うん、そしてゴールしよう😁」

「それでは、楽しんでいってくださいね🤗」


ー登山登りスタート!ー

「こんなの楽々!早くゴールしようよ!」

「マテオ、そんなに急いだら危ないわよ。」

「そうだぞ!マテオ。それにだ、登山は距離が長いから、そんなに走ったら後から体力が持たなくなるぞ。」

「そうなんだ!」

「マテオ君、慌てないでゆっくり、みんなでゴールを目指そう。」

「うん!」

トムたちは、再び頂上(ゴール)を目指して、どんどん先を登っていった・・・。


ー第1ミッションー

どんどん先を登っていると、立て看板が見えた。

「何々、この場所から頂上(ゴール)までの途中に、レッド、ブルー、グリーン、ゴールドの4色のカラーボールが落ちている。この4色のカラーボールを集め、頂上(ゴール)に到着せよ!」

トムたちは、協力して探しながら、頂上(ゴール)まで向かった・・・。


少し登った木の下で、マテオがカラーボールを見つけた。

「パパ、あったよ!レッドのカラーボール。」

「よく見つけたな!マテオ。」

「マテオ、すごいじゃない!」

「マテオ君、すごい!」

「えへへ」

マテオは、3人から褒められて照れた。

「よーし、このまま"残り3つ"も集めるぞ🔥」

「オー🔥」

トムたちは、再び残り3色のカラーボールを探しながら、頂上(ゴール)を目指していった・・・。


少し登っていった場所で、今度はリアムロボがカラーボールを見つけた。

「あれって、ブルー色のカラーボールじゃないですか?」

「何処だ!?」

「ほら、あそこの草が生えているところです。」

トムが、草の生えているところを探したら、青色のカラーボールがあった。

「あったぞ!リアム、ナイスだ😄」

「さすがリアム、スゴイ🤩🤩」

「ありがとう。」

「なんで、草の中にあることがわかったの🤔」

アメリアは、リアムロボに質問した。

「確かに、なんでだ🤔」

トムも質問した。

「それはですねぇ、僕には"ある機能"が付いているんですよ。」

「ある機能??」

2人は首を傾げた。

「はい・・・。」


ーリアムロボの機能ー

実は、リアムロボには草や箱の中を透視できるシートゥルー機能が付いているのだ。


「へぇ~、そんな機能が付いているなんて初めて知った!」

「壁の反対(向こう)側の物は、透視できませんけど。僕の取り扱い説明書にも書いていると思うのですが😅」

「そこまで読んでいなかった😅ゴメン😓」

「別に謝らなくていいですよ😉」

「「「「wwww」」」」

「よーし、これで"残りは2つ"だ!頑張るぞ🔥」

「オー🔥」

トムたちは、残り2つのカラーボールを探しながら、どんどん先を登っていった・・・。


                《続く!!》

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