第69話 トロイアスの王女エラン
#スタートレック #王女エラン #じゃじゃ馬ならし #エンタープライズ #カーク船長
主人公 カーク船長 脇役 王女エラン
印象に残ったセリフ
カーク「エラン……エラン、ふたつの惑星――いや、この恒星系の平和は、きみの結婚にかかってるんだ。ふたりの愛は、忘れよう。我々には義務がある」
エラン「忘れられる? あなたに代わる男性がいる?」
カーク「わたしたちに与えられた命令では、きみはすでに他の男性のものなんだ。ふたりの愛は、今あったことは、事故にすぎん」
ストーリー
交戦状態にある2つの惑星にクリンゴンが介入したために、エンタープライズは秘密裏に王女エランをトロイアス星へ送り届けなければならない。彼女は2つの惑星の和平のために政略結婚をすることになっていた。その航行中に粗暴な王女の教育が行われるが、うまくいかず、しかもカークとエランに愛が芽生え……
感想(ネタバレ注意)
エラス星人のエランは、野蛮で礼儀知らずの王女さま。
わがまま一杯で横暴で傲慢です。
このエピソードの見どころは、そんなエランと
彼女に魅入られて「たらしこまれて」しまった
カーク船長のシーンでしょうか。
そもそもエランは、長年交戦状態にあったトロイアス星の王との
政略結婚のために、エンタープライズにエスコートされて
トロイアス星へと向かったのでした。
そしてエランは、かっこいいカーク船長に惚れ込み、
自分の涙に触れさせて
愛の行為にまで発展させたりします。
カークと女性という取り合わせになると
決まってこのパターンになるのが
第三シーズン……(笑)
エランが惚れ込むのはわかります。
男らしいし、決断力も勇気もある。
女の子にヨワいのは欠点ですが
それがあればこそ、ほかの長所もひきたつ、
というものですね。
ところで、エランの髪型ですが、
どことなく、古代エジプト風じゃありませんか?
鼻筋も通ってるし、歩き方もエジプト風みたいな気がしますが
意識してやっているんでしょうか。
衣装もエキゾチックで、惑星を一つまとめあげた
ST的文明社会の雰囲気はまるでなし。
それにエランの護衛も、エキゾチック。
保安部員と同じオレンジ色の服ですが
肩が張って裃(かみしも)みたいです。
東洋系のイメージですべて固めているところ、
東洋への視線が感じられます。
それに対してトロイアスの外交官は、
オリオン星人と同じ肌の色をしています。
つまり、ブルーです。
衣装も、宇宙的なイメージの外衣でした。
トロイアスはエラス星より進んでるのでしょうか。
エランの傲慢の原因は、その愛の秘薬の涙でしょう。
愛はひとを強くもするが
ふぬけにもしますからね。
そのおかげでカーク船長も、エンタープライズを
危機にさらしかけたりもします。
エランの涙の成分が判ったんだから、
モテない系のひとたちにみんな
分けてあげて欲しいと思う。
陰キャラで損している人への福音になるかもね。
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