第64話 宇宙に漂う惑星型宇宙船
#スタートレック #マッコイ #ナティラ #エンタープライズ #カーク船長
主人公 カーク船長とマッコイ 脇役 ナティラ
印象に残ったセリフ
マッコイ「わたしの友人をどうする」
ナティラ「ふたりは神託の間をけがしました」
マッコイ「その罰は死刑か」
ナティラ「そうです。私たちには選択の余地はありません。あのふたりは私の信頼を裏切りました」
マッコイ「知らないでやったことなんだ」
ナティラ「友好を求めてやって来たはずです」
マッコイ「頼む、ふたりを帰してやってくれ」
ストーリー
ある惑星に衝突しようとしている小惑星の調査に出るカークたち。マッコイは多血球血症の末期であと1年の命だったのだが、自ら調査隊に志願する。その小惑星は実は宇宙船で、そこにはヒューマノイドたちが住んでいた。マッコイは、美しいナティラに突然求婚され動揺する。
感想(ネタバレ注意)
今回のエピソードの見どころは、マッコイとナティラの
恋模様でしょうね。
初対面にもかかわらず、マッコイに一目惚れしたナティラ。
マッコイもまた、ナティラに恋をします。
しかしナティラのいる惑星は宇宙船で、
このままだと惑星に衝突しちゃう。
なんとか止めなければ、惑星も宇宙船も
大きな悲劇が待ち構えている……!
1年後に迫った大災害をふせぐため、
スポックとカーク船長が暗躍しますが、
神託の間をけがしたために
命を落としかけます。
マッコイは、自分の身を犠牲にして、
友人を助けるのです。
恋をしているだけでなく、
そういう高潔なところが
マッコイの美点ですね。
今回のマッコイ、スポックとの当意即妙の会話がなかったんですが、
その代わり、ナティラのデレデレ会話は
たっぷりありました。
第三シーズンになってから、
女の子に恋するエンタープライズ乗組員という設定が
増えたような気がするけど
気のせいか……?
人々が神とあがめているのが
コンピュータだというところは、
いつものパターンです。
たしか、バアルという名のコンピュータを
あがめている人々の話が
過去のスタトレにあった気がしますが、
道具を神さまだと思っちゃうなんて
「つくも神かい!」
それはともかく。
自分以外は信じてはいけない、
と言って強硬手段をとるこの神さまのやり口に、
盲信的に信じていたナティラも
目が覚めました。
でも思ったんだけど
1万年も、コンピュータの修理や手入れ、
アップロードもなしで
よく惑星航行できたなー。
話がかなり、むちゃだよなー。
技術担当者はいなかったのかい。
メンテ係はどうなったんだ。
神官はなにも知らされてなかったみたいだし
そんなにも古くなった機械を信じるのは
けっこう、勇気がありますねみなさん……。
話がムリヤリなところは別として、
新天地めざして旅をするところは、
まさしく「清教徒」的発想です。
アメリカだからかな。
惑星が宇宙船というアイデアは
ロバート・A・ハインラインにもあるそうです。
読んだことないからガセかもしれない。
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