第52話 宇宙300年の旅
#スタートレック #ケルバ星 #宇宙戦艦ヤマト #エンタープライズ #カーク船長
主人公 カーク船長 脇役 ロージャン
印象に残ったセリフ
カーク船長「ロージャン。力に頼って強行する必要はないだろう。この問題を地球連邦に依頼すればいい。我々の調査によって植民地に適していると判明した多くの惑星が登録されているんで、そこから選べばいいんだ」
ロージャン「植民地は必要ない。征服し、支配するのだ。ほかの方法はない」
マッコイ「この銀河系で人類と手を結んで暮らしたらどうだ」
カーク船長「侵略するなら、地球連邦は、あくまでも戦うぞ」
ストーリー
遭難信号を受信したエンタープライズが現場に向かう。ところがそこに待ち構えていたのはケルバ星人で、彼らはエンタープライズを占拠する。しかもケルバ星人たちは自分たちの惑星がやがて住めなくなるので移住先として地球連邦も侵略しようとしていた。
感想(ネタバレ注意)
故郷の星が放射能でおかされたので、他の星に避難する。
なんか、どっかで聞いたことがあるような気がしていたら、
『宇宙戦艦ヤマト』に設定が似てる^^;;
もっとも、『ヤマト』の場合は、イスカンダルへ
放射能除去装置を取りに行くんですが……
ということで、今回のエピソードの見どころは。
人間が操作するためにつくられたエンタープライズにあわせて、ケルバ星人もまた
人間になってしまい、エンタープライズ号のクルーたちにしっちゃかめっちゃか、
混乱させられるシーンでしょうか。
そもそも人間として弱点がある、ということに気づいたのは、
ケルバ星人のひとりが食事を楽しんでいたのを
クルーが気づいたからでした。
そこから、ケルバ星人には人間の肉体をコントロール出来ないだろう、
と踏んだカーク船長が、部下に命じていろいろな作戦を実行させます。
わたしがいちばん笑ったのは、チャーリーがケルバ星人相手に、
酔いつぶれさせようと謀るところですね。
相手はすごい酒豪で、ありとあらゆるお酒を、湯水のように飲んでいます。
それに対してチャーリーは、なけなしの(虎の子にしていた)
スコッチまで出して、相手を陥落しようとします。
その一方、カーク船長はカーク船長で、お得意の「たらし」でもって、
ロージャンの嫉妬心を煽ります。
ロージャンは、自分の武器で攻撃するのを忘れて、
素手でカーク船長をぶん殴ります。
このあたりも、かなり面白いです。
人間でない異星人が、人間の身体を持ったら同化しちゃうというお話。
これを観察して、スポックはどう思ったことでしょう。
ふだん、非論理的と批判しつつ、しっかり居場所を確保しているスポック。
内心では、ケルバ星人に同情しているかも。
わたしのいちばん感心したのは、これほどの扱いを受けていたのに、
ケルバ星人に対してオープンマインドに接するカーク船長の姿でしょうか。
侵略には断固として戦うが、
あわれみは持っている。
人間性って面白い。
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