第48話 単細胞生物との衝突


#スタートレック #アメーバ #イントレピッド号 #エンタープライズ #カーク船長


主人公 カーク船長  脇役 スポック

 

印象に残ったセリフ

スポック「ドクター、あなた方地球人は、百万人の死よりもひとりの死の方が納得しやすいんです。

しかしヴァルカン星人は、客観的事実をそのまま受け止めます。あなた方地球人の心は……狭いのです」



ストーリー

休養をとるためシーズン2 第6宇宙基地へ向かっていたエンタープライズ号だったが、音信が途絶えたイントレピッド号の救援に向かうことに。現場で得たいの知れぬ、巨大なアメーバーのような単細胞の生物に遭遇する。それは接近するあらゆるエネルギーをひきつけ、食い物にしてしまうのだ……



感想(ネタバレ注意) 

 正体不明の怪物に襲われ、ヴァルカン星人には珍しい「驚き」の感情を残して全滅した

イントレピッド号。

その400名の感情嵐をモロにうけ、スポックが調子を崩します。


このエピソードの見どころは、宇宙艇に乗り込もうとしたスポックと

マッコイの掛け合い漫才でしょう。

いつものように、冷静・沈着に任務を果たし、マッコイと口論するスポック。

悪口雑言を浴びせるマッコイ。

しかし、スポックが宇宙艇へと姿を消すと、

帰ってこいよとつぶやくマッコイ……。


ふたりの厚い友情を見ていると、

いい友だちを持って、スポックもマッコイもしあわせだなと

思ってしまいます。



マッコイがカーク船長に引き返せというのにとどまることを選び、

全クルーにそれを周知する。

カーク船長の心の強さ(不屈の精神)、

男らしさを感じました。

西部の男に通じる精神力ですね。

ふつうなら、宇宙艦隊の援助を受けると思うけど。



そして敵の不気味な姿。

相手は単細胞生物だけど、

一万メートルもあるなんてギャグにしか思えない。

たった一隻でそれに対抗するカーク船長は

とてもマネができないほど勇敢です。


エネルギーが刻々と失われていき、

スポックも死んだことが確実になったとき、

マッコイが言います。

いまでもスポックが生きているような気がする、と。

そして、この単細胞生物を放置していたら、

きっと宇宙の生命がすべて滅んでしまうだろうと。


自分たちは抗体なのだ――

そのマッコイの言葉にヒントをもらうカーク船長。

疲れきっているのに、なおも挑戦をつづけるなんて、

並の精神力じゃない。

心がうちふるえるほど感動しました。


単細胞生物はビールス。

そして、コロナもビールス。


コロナもワクチンなどで、だんだん、おさまりつつあるようです。

人間は、障害を乗り越えて生きてきた。

障害があってこそ人生ですね。


ついに単細胞生物をやっつけることができた!

ハッピーエンドはサイコーです。


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