第46話 宇宙指令! 首輪じめ
#スタートレック #スロール 惑星トリステリオン #エンタープライズ #カーク船長
主人公 カーク船長 脇役 シャーラ
印象に残ったセリフ
マッコイ「望む? 希望は地球人に限られた感情だと思っていたけどね?」
スポック「そのとおりです。常に地球人と接触していると、ついにはその感情まで感染してくるようですね」
ストーリー
エンタープライズは無人惑星ガンマ2に接近し、装備点検のためにカーク、ウラ、チェコフの3名が上陸しようとした時、突如カークたちは見慣れぬ惑星に投げ出され、惑星人たちに襲われたうえ、捕虜になってしまう。その惑星の支配者たちは、宇宙の生物を集めては奴隷にし殺し合いをさせて楽しんでいた……
感想(ネタバレ注意)
古代ローマ時代を彷彿とさせるエピソード。
この話の見どころは、カーク船長が奴隷となった惑星人たちの自由と引き換えに、
エンタープライズ号の乗組員全員の自由を賭けるところでしょう。
アメリカ人にとって、自由という概念がどんなに大切か、
このエピソードひとつ取ってもよくわかります。
奴隷となったカーク船長を世話する緑髪の女性、シャーラをたらしこむ
カーク船長、いつもどおり女心をもてあそんでますね(滝汗)
シャーラは純粋だからコロっとだまされちゃって、
なんだかお気の毒な感じがします。
今回もスポックが、ガラにもなく直観で行動し、
マッコイやチャーリーに反発をくらってます。
ところが、スポックのカンがあたるやいなや、
マッコイたちはガラッと態度をあらためてしまいます。
こういうところ、好きだなあ。
このエピソードで、聖書的にダニエルが獅子の穴に入るというエピソードを
スポックが引用していましたが、
その聖書的な話のあらすじは、以下の通りです。
夢を解くダニエルという青年がライオンの洞窟に投げ込まれるのですが、
不思議に何も食べられず、かえって陥れようとした人々が食べられてしまった……
というもので、この話は西洋では、日本における桃太郎なみに有名な話です。
スポックは、自分たちは危険な目にあうかもしれないが、
任務に忠実である限り、命も惜しくないと言いたいのかもしれません。
今回わたしは、ラスト近くのカーク船長のセリフも印象に残りました。
星の世界に戻っていくカーク船長についていきたい、というシャーラに、
カーク船長は、
「星の世界に来る前に、学ぶことはたくさんある」
と押しとどめるシーンです。
人類は学ばねばなりません。
身勝手な理由で国土を荒らす国。
国連での話しあいが拒否権で台無しになったり、
いまだにテロが横行するところもある。
宇宙へ行くには、人類はまだまだってとこでしょうね。
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