第31話 バルカン星人の秘密
#スタートレック #バルカン星人 #7年に1度 #エンタープライズ #カーク船長
主人公 カーク船長 脇役 スポック
印象に残ったセリフ
カーク船長「きみは本船のすぐれた副長だ。わたしにとっても、大切な人なんだ。それを失うんだから、わけを聞かなきゃならん!」
ストーリー
カークはスポックの様子がおかしい、と報告を受ける。調べてみるとスポックはバルカン人の生殖期を迎えており、直ちにバルカン星へ帰らなければ命の危険もあるという。カークはスポックのために司令部の命令を無視して彼をバルカン星へと連れて行く。ところがそこで2人は決闘することに……。
感想(ネタバレ注意)
第2シーズン第1話で、わたしの2番目のお気に入り作品です。
1番目は『危険な過去への旅』です。なんだかんだ言っても、時間旅行ものが好き(爆)
それはともかく、7年に1度の生殖期に入ったスポックさん。決斗することになってしまう。
スポックがカーク船長を殺した後のマッコイへのセリフ。
「ドクター、わたしは今すぐにでも退役することはもちろんだが、その前にドクターには、心配をかけたことをお詫びする」
マッコイ「まあ待てよ」
スポック「もういいよ、放っといてくれ。わたしが有罪であることはもはや明らかな事実だ。弁解などする必要はない。それから、これからはミスターチャーリーに指揮を執ってもらうことにする」
カーク「わたしに相談しないでか?」
スポック「船長?! (激喜)ジムッ!」
このあたり、何度見ても爆笑!
原作でもさんざん笑ったけど、今回のこのシーンは秀逸ですね。大好きなシーンの一つです。
ところで、ヴァルカン星での実力者、パオとスポックが挨拶をするシーン。
「長寿と繁栄を」のサインですが、あのサインは、ヘブライ文化に起因するそうです。
そもそも、この挨拶が出来たきっかけは、スポック役のレナード・ニモイさんが、
ジーン・ロッデンベリーに、ヴァルカン独自の挨拶が必要だと申し出たのがきっかけでした。
東洋ではお辞儀。西洋では握手。地球にはいろんな形の挨拶があります。
そこでニモイさんは、幼いころのことを思い出したのだそうです。
ニモイさんが子どもの頃、ユダヤ教会で礼拝をしていたとき、父から「見ちゃいけない」と言われていたものをこっそり目撃。それが、ヘブライ文字のひとつで、『神』を意味する文字の頭文字だったそうで、その頭文字をそのまま身ぶりに取り入れたのが、ヴァルカンの挨拶になったそうな。
ニモイさんの影響力って半端ない。
ポップカルチャーのアイコンのひとりです。ご冥福をお祈りいたします。
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