第30話 デネバ星の怪奇生物


#スタートレック/宇宙大作戦 #怪奇生物 #狂気 #エンタープライズ #カーク船長


主人公 カーク船長  脇役 スポック

 

印象に残ったセリフ

カーク船長「彼らが言ったことを聞いたかね?」

スポック「われわれの安全を心配していたようですね」

カーク船長「しかし棍棒で殴ろうとした。ドクター、チェックしろ」

スポック「言葉と行動が一致していないようです」

カーク船長「ふつうではない」


ストーリー

得体の知れない集団精神異常現象が起こり、文明が破壊されてしまう事件を調査するため、惑星デネバへ向かう。だが時すでに遅く、デネバの100万人は謎の宇宙生物の犠牲者となり、カークの兄一家も少年ピーターを残して死んでしまっていた。しかもスポックがこの謎の生物の攻撃を受けて犠牲者に……



感想(ネタバレ注意) 

 デネバ星で、生物学者として生活していたカークの兄夫婦が、

なぞの生物にヤラレて死んでしまう。

そして、唯一残されたピーターも、なぞの生物におかされる……


おまけにスポックまで、やられてしまうんです。

狂気に陥ったスポックの、すさまじいばかりの暴力に、

エンタープライズのみなさんは、集団でおそってもぜんぜん太刀打ちできません。


ヴァルカン人は、肉体的にも精神的にも、地球人より優れているようです。

ひと悶着あったというのに、

感情がないから、苦痛も感じないと主張し、痛みもコントロール出来るというスポック。

こういう人を見ると、昭和のおっさんたちの、

「根性!」

を連想しますね(笑)


通常の何百倍もの激痛に耐えているスポックですが、

そういえばこの人は、オミクロン・ケティ3番惑星で、

花の胞子に支配され、しあわせ~気分になったことがあります。

他者の生物に支配されるのが趣味なのでしょうか(爆)


この生物、どことなくクラゲっぽい雰囲気があります。

クラゲとアメーバを足して二で割ったような。

生け捕りにして、刺身にして酢味噌で食べたら

美味いだろうなあ。

って、食べられる生命体じゃないんだけどさ! (笑)

光を当てたら死ぬんだから、死体は食べても……(ダメです)



ドクター・マッコイは、口ではスポックをけなしてるけど、

ほんとはとってもスポックを気に入っていることが、

この話でも判ります。

「スポックは、宇宙一の副長だぞ」

カーク船長に言うあたり、かなり心が揺さぶられました。


太陽光をあてれば、なぞの生物は死ぬ。

それを知って、人体実験に挑戦するスポック。

しかし、そのために失明してしまう。

「白い光線は必要なかったんだ」研究の成果に愕然とするマッコイ。

必死でなぐさめるカーク船長。

性格は違っていても、三人はとてもいい関係です。


最後にスポックが、ヴァルカン人としての特殊な体質を告げて、

ハッピーエンド!

アレが盲腸と同じとはねえ。よかったよかった。



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