第25話 死の楽園
#スタートレック/宇宙大作戦 #スポック #死の楽園 #エンタープライズ #カーク船長
主人公 スポック 脇役 オミクロン・ケティ3番星の住人たち
印象に残ったセリフ
スポック「生まれて初めて、わたしは幸せでした」
ストーリー
バーソルド光線の照射を受け、全員死亡したとみられているオミクロン・ケティ3番星だったが、そこにはなんと住人たちがいた。死の光線を受けても完全な健康で生きている彼らの謎を解明しようとするカークたち。やがて、開拓者全員を宇宙基地へ撤去させようとするが、彼らはそれを拒否、しかもスポックまで彼らの味方をするようになり……
感想(ネタバレ注意)
今回のエピソードは、名セリフぞろい。
オミクロン・ケティの花から放たれる胞子のせいで、「しあわせ~」な気持ちになるスポックの、開拓地のライラとの会話。
ライラ「さあ。これであなたも生まれ変わったわ。あたしと一緒よ。もう心の顔を隠さなくていいの。自由なのよ」
スポック「愛してる。愛せるようになった」
☆
カーク船長「われわれ人間には欲望が必要だ。さらに上をのぞむ欲望や野望がなければ、人間は滅びる」
サンドバル開拓村村長「ほしいものはなんでもある」
カーク船長「死の楽園だ」
☆
スポック「ひとにはそれぞれ生きる道があって、それを歩まねばならん。わたしは自分の道に誇りを持っている」
☆
カーク船長「人間は楽園には向いてないのかもしれん。つねに努力する宿命にあるんだろう。戦い、這いずりあがり、一歩一歩と前進する。妙なるバイオリンの音に優雅に踊るのはガラではなくて、ドラムで行進するのがふさわしい」
なんて名セリフがゾロゾロ出てきています。
この話のテーマは、「真の幸せとはなにか」ってことでしょう。
現実から逃避して、他人から与えられた生き方を「幸せ」と受け容れるのか、
自分で未知の世界を切り拓くのか。
意志堅固なハズのカーク船長までしあわせ気分になるほど、魅力的なしあわせの気持ち。
カトーに至っては、惑星ベータ・スリーでやられた時みたいになっちゃってる。
どっかのブログに、「カトーってそういう役回りなの?!」 なんてコメントがありまして、思わず笑っちゃいました。
それだけ、人間はラクをしたがる生き物なのですね。
努力するのはつらいし、報われないことだってある。
だけど幸せは歩いてこない、だから歩いて行くんだね(滝汗)
前に進めば幸せになるとは限らないけど、1日1歩。3日で3歩。3歩歩いて2歩下がる(笑)
宇宙を旅するエンタープライズ。きっといつかは君も出会うさ、青い小鳥に。
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