第20話 宇宙歴元年7.21


#スタートレック/宇宙大作戦 #クリストファー #時間旅行 #エンタープライズ #カーク船長


主人公 カーク船長  脇役 ジョン・クリストファー

 

印象に残ったセリフ

つかまったカークが警備員に言うセリフ。

「よぉし言おう。実はわたしは素晴らしい宇宙から来た人間だ。ぜひ一度わたしたちの国を見せてあげたいね」

警備員「どこまで舐める気だ。もういい! 死ぬまでぶち込んでやるからな」

カーク「(情けない顔で)だから言いたくなかったのに」


ストーリー

エンタープライズ号は、宇宙飛行中にブラックスターに遭遇。その引力から逃れるために全動力を起動させるがバランスを失い叩きつけられてしまい、なんと400年前、1960年代に戻ってしまう。一方、エンタープライズが接近するのをキャッチした地球のアメリカ空軍は、正体不明の飛行物体として、クリストファー大佐のジェット機に追跡、確認を命じる。



感想(ネタバレ注意)

 

 

 ひょんなことからジョン・クリストファー空軍少尉を拾ってしまったカーク。クリストファーとカークの会話がケッサク。


クリストファー「海軍か?」

カーク船長「いや、もっと総合的だよ」

クリストファー「というと?」

カーク船長「地球連合宇宙開発局といったような、ね」

クリストファー「地球連合?」

カーク船長「ちょっと説明しにくいんだが、我々は未来から来た。時間がズレてね、過去へ戻ったんだ。事故でね」


このエピソードで、過去を変えたら未来の自分たちが消えてしまう、というシーンがあって、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にも同じセリフがあったなと懐かしく思い出しました。

わたしは、時間旅行ものが三度の飯より好きなのですよ。なので、過去を変えまいと苦労するカーク船長の話は、ドキドキはらはらしながら見ていました。


この話の設定では、クリストファーの息子、ショーン・クリストファーが、人類初の土星探検に赴くので、その親を未来に連れて行ったら子どもが生まれないから戻そう、なんて話がありましてね。

この時代の希望と夢の大きさに、またしてもわたしは心がうちふるえました。

冷戦まっただなかの時代に信じていること、それは人類は問題を乗り越えられること。

そう、わたしもそう信じたい。


日本では、サリドマイド、四日市ぜんそく、水俣病。いろんな問題が起こりました。

新たな問題として、宇宙ゴミやプラスティックゴミ、地球温暖化や砂漠化、そしてもちろんコロナ。

いろんな問題が起こっている。



親の好き勝手のせいで、子どもにしわ寄せが来ちゃったのは確かですね。

子どもに恨まれても、しかたない。


このドラマみたいに、過去の過ちをなかったことにはできない。

少しずつ、前に進むしかない。

しかしきっとできる。問題を解決する日はきっと来る。いままで出来たことだもの。

日本に出来ないことはない。

わたしは、未来を信じてる。






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る