第21話 宇宙軍法会議


#スタートレック/宇宙大作戦 #クリストファー #時間旅行 #エンタープライズ #カーク船長


主人公 カーク船長  脇役 軍法会議のメンバー

 

印象に残ったセリフ

カークの古い友人の女性、アリール・ショーに対するスポックの発言

「もし、カナヅチかなにかを引力のある惑星に放したら、その結果を見る必要はありません。惑星上に落ちるに決まってますからね」

アリール「それと当裁判となにかの関係が――」

スポック「みなさん。地球人の持つ性格はこれと同じように一定しています。カーク船長が混乱や敵意で判断を誤ることはあり得ません。性格的に不可能です」



ストーリー

エンタープライズ号は、パトロール中激しいイオン嵐に遭遇し、船体にかなりの被害を受け、犠牲者1名を出す。補修作業のためシーズン1 第11宇宙基地に寄航、事件を報告するカーク船長。報告として提出したコンミューター日誌に意外な事実が記されており、犠牲者を出したことへのカークの責任問題で軍法会議が開かれることに。


感想(ネタバレ注意)

  カーク船長の、ちょっとしたジョークにヒントを得て、コンピュータ相手にチェスするスポックさん。

 ここで特筆すべきなのは、チェスを出来るようにプログラムしたのはスポックということ。そして、このコンピュータは、AIではないってこと。


 チェスについて言えば、スポックがプログラムするより、専門家がやったほうが歯ごたえがあるんじゃなかろうか。

 たしか、チェスにもプロ・プレイヤーがいて、最近コンピュータと勝負をして負けたとかいう話もある。

 スポックは、チェスのプログラムに手心を加えて、自分と互角になるようにしちゃったのかなあ。

 非論理的だが、当時の感覚では、コンピュータがここまで進むとは思ってなかったんですね。

 現代日本での東海林さだおは、もしコンピュータが、ラーメンを作るようになったらというエッセイを書いてます。

 コンピュータがどんなにバカで細かいところまで出来ないか、微に入り細に入り描写していました。

 AIも道具の一種ですから、使い方しだいなのでしょう。

 


 技術さえあれば、コンピュータの映像なんてすぐ偽造できます。

具体的に言うなら、このネトフリのスタトレも、デジタル・リマスター版。

 特殊効果も、飛行シーンも、コンピュータ・グラフィックで修復。

 部分的に傷が付いているセリフも、当時の俳優たちをできるだけ呼び寄せて

 吹き替えしなおしたっていう話。


 そんな技術的に不安を抱えるコンピュータの記録が信用されて、カーク船長の証言が疑われる。

 弁護士のコグレーさんが、機械のせいで人間性が薄れていくと演説するんですが、当時から機械文明への危機感はあったんです。

 人間としての権利をたからかに歌うコグレーさん。


 フィニーが助かるといいな。たった1度のミスで将来を棒に振るってほんっと、スターフリートって厳しい。

 カーク船長もきっと、フィニーのことを思いやってるにちがいない。

 


 

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