第9話 400才の少女
#スタートレック/宇宙大作戦 #長寿 #奇病 #エンタープライズ #カーク船長
主人公 カーク船長 脇役 少女たち
印象に残ったセリフ
カーク「夢の世界にはあまり近づかない方がいい。醜い世界かもしれんぞ」
ストーリー
エンタープライズ号が到着したある惑星では大人たちが奇病にかかって死に絶え、生命延長計画の実験で400年も生き延びた「子供たち」だけが住んでいた。カークたち上陸班もこの奇病にかかってしまい、マッコイが解毒薬を見つけ出そうと努力するが、大人を信じていない「子供たち」は彼らを妨害する。
感想(ネタバレ注意)
コロナですね。コロナですよ! 惑星中にひろがっている奇病と言えば、コロナですよ!
違っているのは、この惑星では生命延長をもくろんでいたけど、地球では戦争の手段としてコロナを研究していた、という点でしょうか。
大人が次々と奇病にかかって死んだというのに、子どもたちは食糧も不自由していない。このあたり、ドラマによくあるご都合主義的なところを感じますが……(滝汗)
カーク船長も罪なヤツですね。
自分の魅力を最大限に利用して、彼女を利用しようとするなんて……(汗)
以下、そのストーリーに関するセリフ。
(引用開始)
マッコイ「この星では、子どもが思春期を迎えると死が待っているんだ」
(引用終わり)
小松左京のある小説で、
大人が突然いなくなったため、子どもたちが政治・経済などを動かしていく……しかし、ヒゲが生えてくると、次々と子どもたちは消えていく。どこへ?
という話があります。
小松左京は、いろんなSFを書いていて、日本では大御所です。
この作品は、『お召し』という作品なのだそうです。1964年に書かれました。
スタトレは1966年なので、スタトレの方が遅い。
小松さん、さすがだ!
このドラマでは、
何のために延命するのか、考えさせられました。
不老長寿は人類の夢ですが
未熟なままに大人になり、自分の判断もきちんとできず、
怒涛のような風に吹かれて飛んでいくような人間にはなりたくないものです。
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