第8話 コンピュータ人間
#スタートレック/宇宙大作戦 #コンピュータ #エンタープライズ #カーク船長
主人公 カーク船長 脇役 ロジャー・コービー博士
印象に残ったセリフ
コービー博士 「ほらね。感情がないんだよ。ただ機械的に命令に従って行動するだけなんだ。言うなれば身体の奥までコンピュータであり、物体であり、女ではない」
ストーリー
コービー博士の生死を確かめるため惑星エクソ3に向かうエンタープライズ号。惑星に接近したカークは、ついに奇跡的にコービー博士との交信に成功、博士が生存していることを知る。コービー博士の婚約者で彼を捜索するために出世を諦めエンタープライズ号に乗り込んでいた看護師のチャペルはカークと共に惑星に上陸する。
感想(ネタバレ注意)
アンドロイドを利用すれば、人間は事実上永遠の生命を得られる、というコービー博士。
現代日本でも、ある企業の会長さんがアンドロイドになってます! 会長さんのセリフや行動パターンがプログラムされている会長そっくりのアンドロイドが。
だけど、ほんとうにそれは「生きている」ことなのか。
以下、それに関するセリフ。
(引用開始)
コービー博士「アンドロイドに生命を託せば、よりよき人間に改良できる。そういう人生が君には想像できるか。嫉妬や憎悪や欲望を取り除いた人生が」
カーク「愛や憐れみも取り除くつもりかね。いたわりは。思いやりは。感情には用はないか」
コービー博士「誰一人死なずに済むようになる。あらゆる苦しみから解放され、恐怖さえとりのぞいて歓びに置き換えることが出来る。わたしの作ろうとしているのは天国だ。新しい理想郷だ。頼む、力を貸してくれ」
(引用終わり)
仏教的な「菩薩」とか「如来」とかは、愛と憐れみ、いたわりと思いやりに満ちた存在として存在します。
人間は神にはなれないという西洋。
人間は人間のままでいろ、というでは人間の愚かさを卒業できないと思う。
その点では、コービー博士の理想は、わたしにはよく理解できます。
最後はアレだったけどね……TT
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