第5話 魔の宇宙病

 

#スタートレック/宇宙大作戦 #伝染病 #ホンネ爆裂 #エンタープライズ

 #カーク船長


主人公 カーク船長 脇役 スポック

 

印象に残ったセリフ

惑星サイ2000に上陸したジョーが、病に冒されて叫ぶシーン。


 ジョー「羽も生えてないのに宇宙を飛んだりしてさ。

 空気がなきゃ死ぬのは、宇宙へ来ちゃいけない証拠なんだ」


ストーリー

 科学調査班のSOSを受け、惑星サイ2000に上陸したエンタープライズ号の乗員は奇妙な症状に罹り、他の乗員たちにも次々と感染し始める。

この症状に感染したものは、アルコールか薬に酔っ払ったように自制心をなくしてしまうのだ。

症状の激しいライリーがエンジン・ルームへ入り込み、下手な歌を口ずさみつつ、エンジンのスイッチを切ってしまう。

そうこうしている間に、サイ2000の崩壊が迫る。


感想(ネタバレ注意)

 看護師のクリスティン・チャペルに愛を打ち明けられ、

 悩むあまり慟哭するスポックさん。

「わたしには、感情がないのだ!」

 

 悪いけど、笑ってしまった(滝汗)

 ふだん超然としている彼が、

 愛という強烈な感情に振りまわされるシーン。

 こういうスポック、好きだ。


 冒頭のジョーの台詞ですが、なぜ紹介したかというと

 宇宙ものへの反対意見の代表だと思ったから。


 「こんな意気地のない患者ははじめてだ、生きることを簡単に諦めちゃいかんのだ」

 とマッコイが病死したジョーに腹を立ててるんですが

 70年代特有の空気(アポロ計画とか)ともあいまって

 宇宙は怖いこともたっぷりあるけれど

 怖いからって逃げてはダメよ

逃げたら生きることが出来なくなるよという

 原作者の意図を感じたりもします。


 あの当時は、宇宙への夢が一杯でした。

 21世紀には、月面基地が出来るとか……。

 でも、現実の21世紀はコロナに環境破壊、戦争。

 地球はめちゃめちゃ。


 宇宙に出るのも大事だけど

 地球も大切にね。



 


 

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