第3話 セイサス星から来た少年
#スタートレック/宇宙大作戦 #超能力 #孤独 #エンタープライズ #カーク船長
主人公 カーク船長 脇役 ピーター少年
印象に残ったセリフ
カーク船長がピーターに対して言うセリフ。
「一方通行じゃないんだ。相手の気持ち、それが大事だ」
ストーリー
惑星セイサスから生存者(17歳のピーター)を救出したアンタレス号。
エンタープライズは、アンタレス号から彼を引き受け、少年の親戚がいる植民星へとコースを取る。
カークの秘書ジェニファーに一目惚れしたピーターは
彼女を口説き始めるが、ピーターは挙動が不審で……
感想(ネタバレ注意)
カーク船長、柔道が出来るのね。
そして優しい。
あれだけ、
「みんな、消してやる!」
と暴君モードのピーターが、いざセイサス星人が現れたとき、
「助けて」
って震え上がって懇願すると、セイサス星人に
あれこれ交渉するんだから。
もうひとつ発見。
スポックが、ピーターの生い立ちの謎を巡ってマッコイと議論になるんですが、
マッコイがピーターをかばってアレコレ言うのに対して、
「科学的に話して欲しいですね、感情はいっさい捨てて」
と反論をするシーンがありました。
スポックは感情がまったくないのか?
その直後のシーンでは、彼がヴァルカンハープを奏で
美しい音色をレクリエーション・ルームに響かせている。
芸術を理解できるってことは
感情があるってことだよね。
いつも氷のような顔で、冷静かつ理論的に
相手をやりこめるスポックさん。
そのせいで角が立つことも多い。
マッコイはすぐ情に流されてしまいます。
前回の吸血獣の話でも、
ナンシーのことを気にしすぎる傾向がありました。
カークは意志が強いが、そのせいで窮屈な面も。
知・情・意とそろったエンタープライズ。
弱点もまた、魅力です。
そんななか、反抗期の少年ピーターを見て思ったこと。
力を持つ者の責任を、だれが、どう教えるのか……。
重いテーマです。
2022/03/02
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます