#159 機械の腑を暴け
パーヴェルツィーク王国の旗が風にはためく。
広げた帆に紋章を掲げ、
「もう一隻いたような気がしますが、飛竜ばかりということは墜とされましたか。しかし困った。
操縦席にて、エルネスティは計器表示をざっと眺めて腕を組んだ。
竜闘騎二騎を相手に空戦を仕掛けた後なのだ、消耗なしとはいかない。
「黙っていても見逃してくれるとは思えませんが……」
そうしている間にいよいよ戦う段階に入ったのだろう。竜闘騎が離れ、速度を上げる。
ほぼ同時にトイボックスが掴まっていた残骸を手放した。
自由落下から短時間の噴射で速度を殺し、膝から柔らかく着地。そのまま森の中を駆けてゆく。
「敵戦力は飛空船を中核に新型飛行兵器が複数。真正面からの空中戦はさすがに無茶ですね!」
その間にも
魔力を節約しての巡航はフレメヴィーラ王国における
時折、木々の間へと法撃が突き刺さる。だがそれはまったく見当違いの場所を狙っていた。
上空の竜闘騎からは、木々の間を高速で駆け抜けてゆくトイボックスはひどく捉えづらい。
彼らが攻めあぐねている間に、本命である飛空船の巨体が空に覆いかぶさり。
搭載された
「それには及びません、次はこちらから参りますよ。魔力は節約、倹約……そして一点集中!」
トイボックスをめいっぱいまで飛び上がらせるとともにマギジェットスラスタに点火。
眩い炎の尾を曳いて、深い蒼の騎士が天へと駆け上がる。
「敵……ッ! 直下!? 駄目だ、ぶつかる!!」
泡を食ったのは飛空船の船員たちだ。
ほとんど反射的に法撃を放ち迎え撃つが、自在に空中を翔けるトイボックスを捉えたものは一発たりとてなかった。
「最後の詰めは、これです!」
トイボックスの機体から切り離された手首が飛翔する。
「実はトイボックスはブラストリバーサ以外の
そう、両手に執月之手を装備し
どこぞの剣バカが聞いたら腹を抱えて笑い転げそうな超々近接特化仕様の欠陥品なのである。
そんな馬鹿の具現であろうとも、直接乗り込んでくるとあっては恐るべき脅威だ。
竜闘騎が慌てて攻撃しようとするが、あまりに飛空船に近すぎて躊躇する。
それも当然だ、まるで得意技のように振る舞っているエルネスティが異常なのであって、そもそも幻晶騎士が直接飛空船に乗り込んでくるなど未曽有の珍事に分類される。
張り付くほどに接近された時点で、彼らの手札は非常に限られてしまう。
この飛空船が竜闘騎の運搬に特化した“竜の巣”であったことも災いした。
至近距離の戦いに向いている機体がないのだ。
「くそう! こいつめ、なぜこんなところにいやがる! 離れろ、離れやがれ!!」
法撃戦仕様機が半狂乱になって法撃を放つ。しかしトイボックスはワイヤーと推進器を駆使し軽やかに接近してみせると。
「
炎に包まれた拳がどてっぱらに突き刺さり、炸裂した爆炎が法撃戦仕様機を撃ち抜いた。
迎撃を黙らせたトイボックスが堂々と甲板に上がる。
我が物顔で船を占拠する敵の姿に竜騎士たちが歯噛みするが、同士討ちの危険性が彼らに攻撃を許さない。
船の周囲を飛び交う竜闘騎から、憎しみすら感じさせる視線が集まる。
しかしエルにとってはどこ吹く風。敵中突撃など彼にとっては常套手段ですらある。何の気負いもなく拡声器を起動すると。
「……飛空船の船員たち。聞こえていますか? いますぐ飛竜たちに伝えなさい。戦闘を停止し投降してくださいと。全ての装備をいただきますが、皆さんの命は保証いたしましょう。ちゃんと料理も出しますよ」
さもなくば――ガンガンと重い足音を響かせれば、意図は正確に伝わったようである。
船橋につめた船員たちは苦悩もあらわに顔を見合わせた。
およそここまで接近を許した時点で、彼らは限りなく詰んでいる。
しかし竜闘騎はパーヴェルツィークの最新兵器であり力の源、おいそれと明け渡してよい類のものではない。
さりとて飛空船ごと運命を共にするのも論外といえよう。この船にどれほどの人間が乗り込んでいるというのか。
ならば。倒してしまえばよいのだ、この敵を。
「一撃で決める……!」
竜闘騎の一機が急激に出力を高めた。
船に乗り込んでくる相手など異常極まりないが、装備構成から
ならば防御力は高く、法撃だけでは確実性に欠ける。
それよりも間違いなく大きな衝撃を与える攻撃方法がある、それは――。
鋭い軌跡を描いて飛竜がトイボックスへと襲い掛かる。
敵を飛空船から離してさえしまえば、残りの竜闘騎が戦える。
竜騎士の腕前は見事であり、見惚れるほどの鋭さでトイボックスめがけて突き進んだ。
ただ彼は見誤った。単騎で飛空船に襲撃をかける者というのがいったいどういう者なのか。
それを成しえる幻晶騎士とはどういう機体なのかを。
「僕を船から蹴落とすにはそれが一番確実です。が、そう簡単にいくとは思わなくでください。トイボックス、
トイボックスの背に折りたたまれた翼のような装甲板が動き出す。
それは補助腕の一種でありながら指を持たず、その代わり先端部にかけて幅広の剣のようになっていた。
大剣のようでもあり、限定的な追加装甲としても使用可能な試作型
竜の牙が食らいつく寸前、トイボックスはその場で飛び上がった。空中で身をひねって宙がえりを披露。
狙いすまして速度を上げていた竜闘騎は進路変更が間に合わない。
爆発的な速度で両機がすれ違う瞬間、トイボックスが断刃装甲を突き出した。
頑強な刃を真正面から叩きつけられた竜闘騎が、自身の勢いをもってして真っ二つに切り裂かれてゆく。
金属の絶叫を後に残し、竜闘騎であったものが突き抜けていった。
トイボックスは落ち着いて執月之手を発射。甲板に突き刺し、流されないよう機体を引っ張りあげる。
甲板の上で曲芸まがいの攻撃を披露し、何食わぬ顔で戻ってみせた。
船橋が地獄のような沈黙に包まれる。目の前で見せつけられた光景が理解できない。
必殺を期した竜騎士捨て身の一撃が、あまりにもこともなげに敗れ去った。
「従っていただけないとは、残念です。警告はしましからね」
蒼い化け物が両手を広げて一歩を踏み出したところで、彼らは危うく正気を取り戻す。
「ま、待て! 今のは間違いだ、剣を置く! 皆を戻すゆえしばし……」
「ブラストリバーサ」
蒼い化け物は躊躇わなかった。
片側の推進器を展開し足元に向ける。風と炎が渦巻き、船体めがけて無造作に放たれた。
「おおおぐああああっ!?」
飛空船の巨体が激震に襲われる。側面の装甲がごっそりと吹き飛び、船倉内で爆風が荒れ狂った。
破壊的な嵐が過ぎ去るのを待って、船員たちが恐る恐る顔を上げる。
目の前にあったのは空。飛空船の横っ腹にはぽっかりと穴が開き、粉塵にまみれた風が流れ込んでいた。
「く、くそ! 悪い冗談だ。飛空船と、竜闘騎がたった一機の幻晶騎士相手にこうまで……!!」
なぜ飛空船は未だ空に在るのか、なぜ自分たちが無事なのか。全ての船員が完璧に理解していた。
アレを使えば飛空船の中枢を、源素浮揚器を撃ち抜くなど容易いこと。つまり等しく全員の喉元に刃を突きつけているのだと。
「お願いだ、待ってくれ。待ってくれ! 今すぐに降伏する! 発光信号放て! 全騎即時停止、船に戻れ!! 戻ってくれ!!」
説明するためだろう、外部向け拡声器から半狂乱の指示内容が響いてくる。
おそらく船橋は恐慌寸前の様相を呈しているはずだ。一拍すら間を置かず信号弾が乱れ飛び、竜闘騎にその意思を伝えた。
「おい、待てよ。お前たち、まさか……」
――竜闘騎は戻らない。
それどころか集まって編隊を組み、明らかに戦いに備え始めた。
同じ軍に所属する船員たちは知っている。あれは対艦攻撃陣形であるということを。
どの船に対する動きかなど、考えるまでもない。
祈りは通じず、誰知らず諦めの吐息が漏れた。
「竜闘騎は我らが祖国の刃なり。何ものにも渡しはしない! 案ずるな友よ、一人で逝けとは言わん……! 先に待っていてくれ!」
全騎、相討ち覚悟で敵幻晶騎士を倒すつもりだ。
確かに一斉にかかれば倒せるかもしれない。だがどれほど被害の出る戦い方か。
いずれにせよ真っ先に狙われるであろう飛空船はおしまいである。
「竜騎士たちは近衛付きだったな。くそ石頭どもが! どうしてこんなことになるんだよ!!」
船長が頭をかきむしる。事ここに至って、彼らにできることなど何も残ってはいない。
勝つのは常識外れの敵か、あくまでも忠実たらんとする味方か。どちらが勝ってもロクなことにはなるまい。
船員たちの運命は嵐の中の小舟のごとしであった。
竜闘騎の動きを見たエルもまた、交渉が不首尾に終わったことを悟る。
「なるほど徹底抗戦ですか。良いお覚悟といえましょうが……敵は前にいるばかりとは限りませんよ」
そうしてトイボックスが見つめるのは竜闘騎よりもさらに後方。
一隻の飛空船が猛速で突っ込んでくるところであった。
「何……新手か!?」
その存在に気付いたパーヴェルツィークの竜騎士たちが、痛恨の唸りを上げる。
いかに敵が異常な幻晶騎士であるからとて単騎で森の中をほっつき歩いているわけがない。
どこかに母船があると考えたほうが自然だ。
だが、少し落ち着いて考え直してみれば、これは好機といえた。
敵幻晶騎士はパーヴェルツィークの飛空船を人質としている。ならばこちらもやり返してやればいいのだ。
「全機、速やかに敵船を確保せよ!」
竜闘騎部隊がにわかに標的を変える。そうして推進器から激しく炎を噴き出し、飛空船へと襲い掛かっていった。
「なんだぁ!? 来るなり熱烈な歓迎じゃないか!」
“
「ちょっ、囲まれちまう。進路変えます!」
「うむ。何だかよく分からんが迎撃しろ! 法撃による牽制、近づけるな! アディ、
「応!」
「りょうか~い」
それぞれの返答を聞きながら奥に位置する敵飛空船を睨んで。
「というかあいつは何故、敵船の上でふんぞり返っているんだ……?」
いまいち釈然としない様子でつぶやいたのであった。
宙を駆ける法撃が淡い軌跡を残す。吹きつける法弾の嵐を前に、竜闘騎は勢いを削がれていた。
「なんだあの船はッ!? 一隻でこれほどの圧力を……ッ!」
最新鋭船である“黄金の鬣号”は速力もさることながら、この時代屈指の重武装を誇る戦闘艦でもある。
速攻で制圧するという当初の目論見をくじかれ、竜闘騎の動きに乱れが生まれた。
その隙を見逃さず、船の上部にある覆いが次々と開いてゆく。そこから覗くのは槍の切っ先。
眩い朱の炎を放ち槍が空高くへと飛翔してゆく。
「なん……避けろ!」
「こいつら! イレブンフラッグスじゃ……まさか!?」
正面から法撃、上空から槍雨、怪物の口の中へと飛び込んだ形になった竜闘騎たちに逃げ道など残されていない。
圧倒的な破壊の牙が過ぎ去った後、竜闘騎たちの残骸がばらばらと空に散った。
――ただ一機だけが、死地を潜り抜ける。
すでに竜闘騎は死に体。船を押さえられ味方を失い、進むべき道も引くべき場所もない。
最後に残る意地が、無為に墜とされることを良しとしなかったのである。
「その船……いずれ我らの大敵となる! ならばせめてこの命を懸けて……ッ!」
狙うは船橋。余力の全てを推力に回し、一直線に突撃を仕掛けて。
突如として船の後部格納庫が開く。中から現れたのは半人半馬の巨大な幻晶騎士。
空での戦いにはまるで役に立たない重い躯体、だが後部に備え付けられた
「おかわりーっ!」
すかさず放たれた追撃の魔槍が、最後に残った竜闘騎の脳天を射抜いたのであった。
竜闘騎部隊が全滅したことで、戦いは終わりを告げた。
後に残ったのは勝者たる“黄金の鬣号”と、敗者たるパーヴェルツィークの飛空船。
さらにはその上で仁王立ちするトイボックスであった。
二隻の船がゆっくりと距離を詰めてゆく。
パーヴェルツィークの船には降伏の印である白旗が掲げられているものの、“黄金の鬣号”の甲板には
念を入れて確実に船を制圧するためである。
幻晶甲冑部隊の中にはキッドもいる。彼はまだ少し残る距離を勢いをつけて飛び越し、甲板に立つトイボックスを見上げた。
「エル! 船を相手に派手に立ち回ったみたいだけど。そういえばホーガラとエージロは……」
「ええそれで、僕はこれから彼女たちを迎えにゆかねばなりません。ここはお願いしますね」
「おう……って何があったんだよ! おーい!」
ロクに返事を待たず、トイボックスは船上から身を躍らせた。噴射の光を瞬かせ木々の間へと消えてゆく。
しばし呆然と蒼い騎士を見送り、キッドは肩をすくめた。
「向こうはエルに任せるしかないか。こっちも仕上げを怠らないようにいくぞ!」
「了解!」
そうして騎士たちは船内へと乗り込んでゆくのだった。
空を漂っていた竜闘騎の残骸を回収し、トイボックスはハルピュイアたちの元へと舞い戻っていた。
二羽は推進器の音もけたたましく現れた蒼い騎士を見上げる。
「大変お待たせしました!」
「こっちはあれから何も。戦いはどうなったのだ?」
「ご安心ください。皆で敵を制圧しましたから」
トイボックスが膝をつき、胸を開く。
エルが身を乗り出すと、地面に伏していたワトーが気丈にも立ち上がった。
傷ついた翼には葉や蔓で応急処置が施されている。二羽がやったのだろう。
「……歩くだけなら大丈夫だと思う。でもやっぱり飛ぶのは無理だよ」
「そこはお任せを、準備してきました。それでは手早く仕上げましょうか!」
トイボックスが小脇に抱えた物体をずいとつきだす。
それは半壊した竜闘騎の胴体部。戦闘兵器としては使い物にならないが、目的の機能は生きている。
そうしてエルはニコニコと上機嫌でトイボックスを操作し、胴体の装甲と骨格をひん曲げて竜闘騎の解体を始めたのである。
機体の中心にあるのが最重要部品である源素浮揚器。
きわめて高機能ではある反面、耐久性に欠けており扱いには繊細さを要求される。
だというのにエルはとくに躊躇もなく引っこ抜いた。
初期の飛空船から飛翔騎士まで、いったい何基の源素浮揚器をいじってきたことか。嫌な方向に手慣れすぎている。
とつぜん機械の竜を解体し始めたエルをみて二羽のハルピュイアたちがドン引きしていた。
なにしろ鷲頭獣との関連性が微塵も見えない。
「いったい何を……しているのだ?」
「いわゆる戦場工作ですね」
何もわからなかった。
遠巻きに見守られている間に、引き抜いた装置をどっかりと置く。
ついでのように執月之手を切り離し、手首だけがぼとっと落ちた。もちろん二羽のドン引きはさらに深まってゆく。
エルもわざわざ彼女たちを引かせるためにやったわけではない。
近場の木々にワイヤーをひっかけると、クレーン代わりにして源素浮揚器を持ち上げた。
そうして残骸の中から手ごろな金属片を見繕うと。
「
エルネスティの、常人ではたどり着けない狂気の世界にある魔法能力を存分に発揮する。
金属片を捻じ曲げ、簡単な固定具として源素浮揚器をトイボックスの背中に設置したのだ。
無理やりに力ずくもいいところで、はなはだ不安定ではあるが仮止めにはなったし、それで十分。
満足げに額の汗をぬぐうと操縦席に飛び戻る。
「後はちょっと強化魔法の範囲を書き換えて……」
そも、幻晶騎士は強化魔法を利用することで自身の部品接合強度を高めている。
そのため機体ごとに強化する範囲が記述によって決定されており、
トイボックスの魔導演算機はそもそもがエルネスティ禁制、もとい謹製の代物である。
もはや彼の落書き帳も同然であり、稼働中に書き換える程度わけはない。
――“形”が書き換わる。
ある意味で幻晶騎士の形とは強化魔法により定義されるといってよい。
それがエルの“
「これでよし。準備完了です! あとは……」
およそ幻晶騎士に関わる人間が見れば白目をむいて痙攣しかねない荒業をさらりとぶっ放す。
惜しむらくは観客が詳しくないハルピュイアたちだけであり、拍手や悲鳴のひとつもなかったことだろうか。
いや、確実にドン引きはされていたが。
「ワトーも支えるならかなりの
炉も石も、どのみち敵から奪ったものである。それにさほど長い間飛び回るつもりはない。
惜しみなく
設計限界など余裕で無視しており構造がミシミシと悲鳴を上げるが、ここぞとばかりに強化魔法で抑え込んだ。
素早く横たわるワトーのもとへと向かい。
「浮かびます! ちょっと戸惑うかもですが、暴れないでくださいね」
展開された強力な浮揚力場に支えられ、トイボックスの機体が浮いた。
範囲内にあるワトーとハルピュイアも同時に浮かび上がる。
「ふひゃあ!? な、なにこれ! 変! 変なのぉー!!」
「地の趾とはこのような飛び方をするのか!?」
普段は自ら起こした魔法現象によって飛んでいるハルピュイアや魔獣にとって、浮揚力場の感覚は気持ち悪いことこの上ない。
さすがに暴れ出されては骨である。彼女たちを散々になだめつつ、木々の上まで浮かび上がった。
「まずは“黄金の鬣号”まで戻りましょう。ワトーを休めないと」
マギジェットスラスタを低推力状態で稼働させる。単発の動力しか積まないトイボックスにとって魔力の供給は悩みどころだ。
効率を最優先した低速巡行である。
かくして傷ついた魔獣を抱えた蒼い騎士が飛んで帰ってきた(しかも本来は積んでいないはずの源素浮揚器を使って)時には、さしものエムリスも頭を抱えていた。
「というか俺たちは隣村への挨拶に来ていたはずなのだが……」
見渡せば、そこには拿捕した敵船に敵兵器、さらに傷ついた鷲頭獣を抱え歪になったトイボックスが。
ついでに何故だか非常に満足げなエルの姿まである。
「いったいこれをどうしろと?」
もはや途方にくれる以外にできることはなさそうであった。
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