第5話 渓流釣り
渓流釣りは趣味の一つで実益も兼ねているので、実は誰にも言いたくない
隠れた薬草を目にして採取これは特権だw
ヤマメ・イワナ・うなぎが釣れる
道具は持参する、ガスストーブとコッヘルと割り箸と塩と醤油を派手な色のライフジャケットの上に着るチョッキに入れてある
胴長のウェーダーだけでは浮力が偏り危険なのよ、ライフジャケットを着用理由は命がおしい長生きして遊びたいそれだけ
夏の水難救助訓練で、要救助者の対象者役を指名されウェットスーツにハデな色のライフジャケットを着用して流れに身を任せ背番号の裏表に【要救助者】の土左衛門スタイルで水面から景色を眺め山菜、薬草(せんぶり)が普段より綺麗に見え役得を感じた事は誰にも言わない秘密だ
来年もこの役を演じたいと感じた誰にも絶対渡せない(せんぶりの群生地)は俺のモノだ
秋の落ち鮎は触らない、産卵と稚魚を保護する大事な時期、翌年の釣果に影響を残す行動は趣味に首輪を着け身を滅ぼす最低な行為に見えるのは俺だけだろう、身はボロボロになり味もなく格好だけ良さそうに見えるが悲しくなる
冬場越境してワカサギを指定されるが寒くて動きたくない、寒ブリや鯛を指定されても行きたくない師匠と冬鯛を釣りに出たが、ハゼ釣りに行く精進料理に欠かせないハゼは出汁が最高の味になり天ぷらに欠かせない絶品だ
正月休みは独り身なので当直が多く救急搬送が多いのも困るが命に代えるものはなく自分自身で頑張るしかない
三十路に入った、お見合い写真の整理をしていない、希望は家に帰るのが楽しみに成れる人をと、上司に伝えたが贅沢は諦めろと言う
ブラックな仕事を選択した俺が悪いと言われても困る、確かに年収はブロック2個位あるが自由時間は無い
一番良いのは同業者か同僚から探せと言われてもなぁ、合コンでも参加しなさいの小言を戴いた若い同僚に頼るか若しくは同僚の姉妹を紹介してくれませんか?
の一言に上司がうちの娘はどうだ?
確か三姉妹だった気がする、趣味は合わない
けれど料理の腕前が高く同業者だからいいか
宜しくお願いしたら三姉妹が居着いてしまい妻が3人になったのは誰にも言えなくなった知るは上司夫妻と医大生の弟君と俺と三姉妹良いのか?と悩むこともなく、妻一人内縁の妻が二人で暮らしている赤い紙と緑色の紙を3回と2回使用した、上から順番に移動して一度は婚姻関係を持ちそのままズルズルと暮らしている
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