第4話 ここは、天国なの?

変な浮遊感で多少気持ちがが悪くなった

慣れることは無いのはなぜ?

処で何ゆえCレーションを食べるの?

アニメで見た生ある人間を消さない為か

強心剤は?魔力ボンベは?

何回か地獄に喚ばれるのか?

頭が痛くなりそうな予感がする


俺は普通に地獄の門を潜った筈なのに

俺は未だ生きているのか疑問が増す

新幹線の乗客が転移した先がどこなのか?

閻魔大王様の悩ましい問題がありそうな

生きているから問題なのか?

取り敢えず問題解決を行うか



明るい場所に驚いた、甘い香りで入り口に並ぶ人の列とは違う場所に200人以上の人が固まり疲れきった顔でこちらを見る

そして身体の服も身体も薄くなり始めている

俺は、地声の大きい本気で吠えた

『ここに集まり、お菓子を食べて下さい!』

魔方陣を床に広げて設置した

薄い顔の人を優先にCレーションのお菓子を与えるとすぐに肌の色がピンクになる

『お菓子を食べて下さい!』

『食べたら此方に移動して下さい!』

一口食べて魔方陣に乗る音もなく消える

カウンターを、見ると200人以上の人々が

閻魔大王様の前に移動したみたいだ

『ここに何日いましたか?』

「時計をみて5時間くらいだと思います」

何かの冗談か?

新幹線の制服を着た乗務員さんなら正確だ

『ありがとうございます』

赤ちゃんを含め250人を越え残り30人位しか居ない、困ったぞ歩いて確認すると横になり寝ている人を発見

大きい声で起こさなければ!

『起きてお菓子を食べて下さい!』

子供が起きてお菓子に手が届くとピンク色に

なり笑顔になるが門内に入られると困る


極楽門の衛士に向かって叫ぶ

『中に入れたら次元に穴が空くぞ!』

取り敢えず大声で騒ぐしかない

『責任問題が残るぞ!』

問題を起こしたら責任追及の構えで騒ぐ

極楽の衛士が協力してくれそうな感じが


296人


297人


298人


299人


あれ?一人足りない?


あと一人なのに見当たらない困った


300人に1人足りない


どうしよう


極楽門を通過していないようだが


時間が経過するが一人足りない!


あと一人足りない!


焦る!


俺の手が薄くなり始めた俺の手がなぜ?


あぁ・・・あの時俺だけ弾かれたんだ


レーションに触ると俺の手の色が変わる


あの時俺が新幹線から弾かれ迷い歩いた


俺の救済か?

Cレーションを食べ俺は魔方陣に乗ると地獄へ行かず32才の熊野鷹(くまのよう)に戻り歩き回る男になった


当然、記憶も無くなり

血の池地獄の研究は流れた


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