第20話 世界を救う術

 「おい!」


 膝を付いていたゲリがふと視線を上げて叫ぶ。幻覚の森を果てしなく歩きつづけていたゲリとイアンは幻覚から抜け出す有効な手を見つけることが出来ないまま疲労の限界を迎えていた。


 「これは……」


 イアンも周囲を見渡してよろよろと立ち上がる。いつの間にか辺りの景色が元に戻っていた。闇に包まれた森は静まり返り、他に動くものの気配もない。


 「助かった、のか?」


 「おそらくさっきの怪人の魔力が尽きたんだろう。幻覚を維持できなくなったんだ」


 「今度は剣で襲ってくるんじゃねえだろうな」


 「流石に向こうも限界だろうからそれはないと思いたいが……」


 緊張しつつ、イアンが周囲を警戒する。


 「奴の臭いは感じない。どうやらいなくなったようだな」


 「しかし奴の目論見通りになってしまったな。もう昏くなっている。完全に足止めされてしまった」


 「俺の乗ってた馬もどっかに行っちまった。これじゃ歩いて森を抜けるしかねえ」


 「だがまだ少し明るい。完全に夜になる前に少しでも先へ……」


 イアンがそう言って疲れ切った体を何とか動かそうとしたその時、ゲリがはっとして叫んだ。


 「待て!イアン、おかしいぜこいつは……見ろ。東の空が明るくなってやがる!」


 東の空を見上げゲリが立ちすくむ。イアンも呆然と赤みが差した空を見つめる。


 「バカな……夜明けだと?一晩中幻覚の中を歩き続けていたというのか?そんなに長い時間が経ったはずは……」


 「どうやら時間感覚までも狂わされていたようだな。この極度の疲れ……一晩中歩かされていたと考えれば納得がいく」


 「大体それほどの長時間、あれだけの幻覚を維持するなど人間業ではない。まさか奴は魔族だとでもいうのか……」


 イアンががっくりと膝を折り呟く。これだけ時間が経ってしまえばこれから城に向かって救助を求めてもミルディアたちが助かる見込みは限りなく低いだろう。負傷と極度の疲労に加えて深い絶望感が全身を襲い、イアンはその場に倒れこむ。


 「おい!イアン!」


 「申し訳……ございません。ミルディア様……」


 イアンの目から涙が零れる。自分の無力があまりにも口惜しかった。


 「しっかりしろ!ここでお前まで斃れたら誰が騎士団の裏切りを報告するんだ!?このままじゃミルディアだけじゃなく子爵だって危ないかもしれんぞ」


 「グランツ……様」


 イアンの胸中に残る騎士としての誇りが彼を動かした。剣を付き、よろよろと立ち上がったイアンの肩をゲリが支える。


 「とにかく進むんだ。ミルディアたちはフレキの方で何とかしてくれてるかもしれん」


 「ああ、そうだな」


 イアンは一縷の望みを信じ、傷ついた体を必死に前に動かした。森に朝日が昇り、周囲が明るくなる。


 だがイアンたちはリミステアの動乱の始まりには間に合わなかった。



                 *



 「まだ子爵の息子の死体は見つからんのか!?」


 フレキを拘束した王国軍の指揮官、レグル少尉はいらいらした様子で部下に怒鳴った。部下の王国軍兵は恐縮しながら頭を下げる。


 「は、今も森の中をくまなく探しておりますが、依然」


 「兵を増やせ!もう少佐には子爵の息子は死んだと報告してしまったのだ!死体が見つからねばあの獣人を処刑も出来ん。自治領を完全に服従させる妙手が水の泡だ」


 「しかしもう陽が落ちております。夜の森を探索するのは危険が……」


 「狼に食い荒らされては死体の身元が確認出来んではないか!ありったけの明かりを持って捜索を続けろ!」


 「ですがこれ以上捜索に兵を裂けば、他のところが不足致します。少佐からは城への侵攻を始めよとお達しが……」


 「そんなことは分かっておる!もう一度あの獣人を痛めつけて詳しい場所を聞きだせ!!」


 レグル少尉は手にした指揮棒をバシッと壁にぶつけ、怒りを露にした。



                 *



 「発光弾は!?」


 「先ほど執事長殿が」


 「よし、邸内に攻め入ってきた王国軍はどれくらいだ?」


 「確認したところでは百余りかと」


 「後は内通者がどれほどか。……近衛部隊にはいないと信じたいがな。子爵様はどうされたか分かるか?」


 「王国軍の将校が屋敷の外に連れ出した模様。阻止しようとした兵は斬られました」


 「くそっ!どこへ連れて行く気だ」


 子爵邸を守る近衛部隊の隊長、リカーは焦りながら隠し部屋を歩き回った。ここは子爵邸の中に作られた非常時に関係者が避難するための部屋だ。フローゼたちを逃がした後、陽動を兼ねて屋敷の周囲の王国軍を引き付けて戦ったリカーは数名の部下とここに逃れてきていた。


 「城には連絡できた。アッシュ団長が上手く防衛体勢を整えてくれればいいが」


 「ですが騎士団に裏切り者がいるとなると、いかに堅固なリミステア城でも……」


 「うむ。内側から火が出ては防ぎようがない。だがここにいる兵だけでは王国軍を振り切って城に救援に行くこともままならん」


 リカーが悔しさに歯がみをしていると、隠し部屋の扉が音もなく開いた。ぎょっとしてそちらを見ると、執事長のカーライルが息を切らしながら入ってくる。


 「カーライル殿!ご無事でしたか」


 「何とか。近衛部隊の皆さんのお蔭でメイドや使用人は何とか隠し通路から逃がせました。感謝いたします」


 「よかった。犠牲者は出ていないのですね?」


 「私の確認した限りでは。しかしグランツ様は屋敷の外へ連れ出されてしまいました。忸怩じくじたる思いです」


 頭を垂れ、カーライルが悔しそうに言う。


 「王国軍もすぐ子爵様をどうこうはしないでしょう。ですが時間が経てばまずい状況になるやもしれません」


 「リミステア城だけでも守れればよいのですが」


 「王国軍が全て敵になったとすると厳しいですね。数は向こうの方が圧倒的。しかも身内にもそれなりの数の裏切り者がいるようですし」


 「まさか王家が子爵家を潰そうと……」


 「それはないと思います。ここは帝国との国境。国防という点では重要な地ですからね。むしろ考えられるのは……」


 「まさかここの駐屯部隊が帝国と!?」


 カーライルの顔色が変わる。リカーは厳しい顔で頷いた。



                 *



 「確かに赤い発光弾が上がったのだな?」


 リミステア城の騎士団詰所から出て城門に向かいながらアッシュが配下の兵に厳しい顔で尋ねる。


 「はっ!物見櫓ものみやぐらの兵によりますと、暗くて確かには確認できなかったようですが、王国軍が動いているとの報告も」


 「まさか子爵邸に王国軍が?くそっ!何が起こっている」


 「団長!妙です!橋の門が開いています」


 アッシュの元に兵が走ってきて報告する。アッシュの顔がさらに険しくなる。


 「何だと!?」


 リミステア城の前にはミクス川が流れており、両岸は高い土手が築かれている。向こう岸から石造りの橋が造られていて、その入り口に門があった。この門を閉じることで敵の進入を食い止めるのだ。


 「夜間は常時閉鎖しておく決まりだろう。誰が開けた?」


 「分かりません」


 「まさか」


 最悪の事態が頭をよぎり、アッシュが踵を返す。


 「騎士団全員に緊急集合をかけろ!甲種戦闘態勢だ」


 「はっ!」


 兵が慌てて走っていく。アッシュは別の兵に橋の門を閉じるように命じ、詰所に戻る。自分用の鎧を身に付け、愛用の剣を佩く。完全武装を整えたアッシュは騎士団が集合する中庭の広場へと向かった。



                  *



「くぁ~、もう動けねえ」


 大の字に寝転がり、ミルディアははあはあと息を切らしながら呟いた。「十三武聖」による修練は過酷を極め、前世で「狂犬」の異名を取った彼でも音を上げそうになることが何度もあった。修行開始から体感時間でもう何十年も経っていた。


 「おめでとう。これで免許皆伝だね。もはや君は英雄と呼ばれても何ら遜色ない実力を手にしたことになる」


 アドジャスターがミルディアの顔を上から覗き込みながら言う。


 「けっ!英雄なんて呼ばれちゃケツの穴が痒くなるぜ。そういうのはの方に任せる」


 『僕だってそんな風に言われるのは御免だよ。第一僕たちはまだ何もしてないじゃないか』


 心の中でもう一人のミルディアが困惑したように言う。


 「とりあえずこれで覚えてもらうことは全て身に付いたね。じゃあ『管理室』に戻ろうか」


 アドジャスターがそう言ってパチン、と指を鳴らす。気が付くとミルディアは本棚が並んだ管理室の床に寝ころんでいた。


 「それじゃ俺はここらで引っ込むぜ。後は頼んだ」


 ミルディアがそう言うと、髪の色が濃茶色ブラウンに戻る。こっちの姿になるのはずいぶん久しぶりに思えた。


 「さて、君自身がここでやるべきことはこれで終わった。次は元の世界に戻ってからやってもらうことについて説明しよう」


 最初に来た時と同じように向かい合ったソファが現れ、アドジャスターが腰を掛ける。ミルディアも疲れた体を起こして反対側に座った。


 「まだあるんですか?」


 うんざりした様子でミルディアが尋ねる。


 「うん。の目的、「五種の太祖フィフス・オリジン」の復活を止める具体的な方法だ。それぞれの復活にはその眷属とされる種族がある条件を満たすことが必要なんだが、それを行う前にブロイア大陸の六つの場所で封印の儀を執り行い、大陸全体に巨大な六芒星を描かなければならない。それが完成すれば「五種の太祖フィフス・オリジン」の復活は阻止できる」

 

 「封印の儀?何をするんです?」


 「それを説明する前に封印の儀に必要な者を教えよう。封印の儀を完成させるには六人の魔女の協力が必要になる」


 「六人の……魔女?」


 「そうだ。君も伝説を聞いたことがあるだろう?『十三武聖』を助けた魔女の存在を」


 確かに世界を救った英雄の陰に魔女の存在があったというのは有名な伝説だ。


 「六つの場所での儀式に対応する六人の魔女を集め、それぞれの場所でそれを執り行う。魔女たちは敵との戦いにおいても重要な役割を果たすだろう。君がやるべきことは六人の魔女を見つけ出し、味方とすることだ」


 「その魔女はどこに?」


 正直、「魔女」には一人心当たりはあるが。


 「それは分からない。私をもってしても。だから探し出すんだ。君は魔女とは引き合う運命にある。それもまた設定の一つだろうがね。敵はすでに君の存在に気付いている。だから様々な方法で君の行く手を阻み、抹殺しようとするだろう。その戦いの中で君は魔女と出会うはずだ」


 「といっても大陸は広いですよ。その中で六人の女性を見つけるって結構無理な話じゃないですか?」


 「だがかつての『十三武聖』も自分で魔女を見つけ仲間にしてきたからね」


 「せめて封印の儀を行う六か所を教えてください。今までも六芒星を作って世界を救ってきたんでしょう?」


 「それは危機が訪れるたび変わるんだ。大まかな場所は同じだがね。君の生まれた王国を始めとした今の四大国に跨っているのは確かだろうが」


 大陸中を移動しなければならないということか。簡単に言ってくれる。任意での転移魔法は習得したが、それでも途方もない話だ。


 「でもやるしかないんですよね」


 「そういうことだ。あ、最後に大事なことを言い忘れていた。魔女は見つけただけではダメなんだ。彼女たちが持つ特別な力を君が覚醒させなければならない」


 「特別な能力?」


 「それぞれの魔女が封印に必要とされる特別な能力を持っている。ここで世界の理を超える魔力を手に入れた君が彼女たちにそれを分け与え、能力を目覚めさせなければ封印の儀を為すことが出来ないんだよ」


 「分け与えるってどうやってです?」


 「性交するのさ」


 「せ……え?ええええっ!!?」


 ミルディアは思わず絶叫し、ソファから立ち上がった。耳を塞いだアドジャスターが片目をつぶってため息を吐く。


 「そんなに驚かなくてもいいだろう」


 「せ、性交って……つまりその、魔女と……」


 「そう。寝るのさ。体を重ね、魔女の体内に直接君の魔力を注ぎ込むんだ」


 「で、で、出来ませんよそんなこと!他に方法はないんですか!?」


 「ない。これは必要な手順だ。世界を救うためのね」


 「で、でも相手の魔女が拒んだら?まさか無理やり襲えっていうんですか?そんな相手に女性が協力するはずがないでしょう!」


 「そこは君の腕次第だ。前に言ったろう?剣や格闘でしか種族もいるって」


 「戦いで勝って屈服させろって言うんですか!?それじゃ同じことです」


 「それが一番に効果的な相手もいる、ということだ。勿論、無理やりはお勧めしない。君の使命はまずこの世界に危機が迫っていること、それを防ぐためには魔女の協力が必要なこと、魔女の力を覚醒させるためには自分と体を重ねなければならないことを説明してそれを信じてもらい、さらに仲間になって協力してくれるよう頼みこむことだ。それから初めて封印の儀をするための戦いと捜索が始まる」


 「ようは六人の魔女を口説けと」


 「簡潔に言うならそういうことだね。君の器と人望が試されるわけだ。英雄には必要な資質だよ」


 世界を救うには魔法や体術だけでなくモテ力も要るというのか。ハードルが高すぎだろ。ミルディアは心の中でぼやいた。


 「それにしても世界を救うためにその……させろというのはあまりにもゲスなやり方ですよ」


 「まあ世界を救った後責任を取る位の覚悟は見せなきゃいけないだろうね。かつての『十三武聖』もちゃんとそうしたよ」


 「せ、責任ってまさか六人全員をめ、めとれと?」


 「そこは君の解釈の仕方だ。相手の気持ちもあることだしね。ま、どっちにせよ世界を救えなければそこは考える必要がないがね」


 ミルディアは頭を抱えた。いくら何でもひどい話だ。世界を救うために体を差し出せと言えというのか。そんな真似が出来るものか。


 「嫌なら降りてもいいさ。ここにいれば世界が崩壊しても君だけは助かるよ」


 「ひどい人ですねあなたは。あなただって元日本人でしょう。こういうやり方が受け入れられない気持ちは分かるはずだ」


 「前世の君なら迷わないと思うがね。尤も世界を救うなんてことには端から興味がないだろうが」


 『へ、ひどい言われようだな。まあ確かにそうだけどよ』


 ミルディアの心の中でもう一人の自分が呟く。


 「本当にそれしか方法はないんですか?」


 「何度も言わせないでくれ。これは私が決めたことじゃない。ゲームマスターの定めたルールだ。それ以外のやり方があるならとっくに見つけている。私がここにどれだけいると思ってるんだい?」


 アドジャスターの言葉にミルディアはがっくりとうなだれた。やるしかないのか。改めてどうして自分なのだと考える。もっと適任はいくらでもいるだろうに。


 「君が選ばれた。世界を救う役目を果たせるのは君だけだとゲームマスターの残した意志が判断したんだ。自信を持ちたまえ」


 ミルディアの心を見透かしたようにアドジャスターが言う。


 「分かりました、やりますよ。くそっ!世界を救えたらゲームマスターをぶん殴ってやりたい」


 「出来るものならやりたまえ。その時は私も参加させてもらいたいな。この仕事は嫌いじゃないが、これだけの長時間労働をさせられると、さすがに文句の一つも言いたくなる」


 アドジャスターの軽口にミルディアは苦笑する。


 「まあ確かに何の手がかりもなく魔女を見つけるのは大変だろう。魔女の名前は分からないが、その特徴というか二つ名は知ることが出来る」


 「本当ですか!?」


 「ああ、この本がそうだ」


 アドジャスターが言うと、その手の中に一冊の薄い本が現れる。


 「最後に君に見せる本だ。開いて見たまえ」


 アドジャスターから本を受け取り、ページをめくったミルディアは目を見張った。そこには魔女の二つ名が六つ書かれていた。二つは赤文字、四つが黒文字だ。


 「『黒衣の魔女』……やはり」


 最初に赤文字で書かれている文字を見てミルディアは確信した。やはり一人目の魔女は……


 「赤文字で書かれているのは君が既に会っている魔女。黒文字はまだ会っていない魔女だ」


 「え?」


 ミルディアは驚いて顔を上げた。ということは自分はもう二人目の魔女とも会っていることになる。もう一つの赤文字で書かれた二つ名は「銀髪の魔女」だった。


 「銀髪……」


 一人の少女の姿が脳裏に浮かぶ。まさかあのが?だがそう考えればあの不思議な出来事も説明がつく。


 「ほう、もう二人も出会っているのか。やはり君と魔女は引きあう運命に設定されているようだね」


 改めて自分のやることを思い、ミルディアは気が重くなった。見知った人を口説いて肉体関係を迫るというのはやはり心苦しい。


 「覚悟を決めたまえ。すでに敵は動き出している。君が真剣に世界のことを考えているならその想いは相手にも伝わるはずだよ」


 「簡単に言ってくれますね」


 ため息を吐くミルディアだが、それしか方法がないのなら確かに覚悟を決めなければならない。どちらにしろずっとここにいるわけにもいかないのだ。ミレイを始めとした仲間がどうなっているのか気になるし、敵が動き出しているならリミステアにも何か異変が起きているかもしれない。

 

 「やりますよ。自分に出来るだけのことを精一杯」


 「その意気だ。それじゃこの本を持っていきたまえ」


 アドジャスターが魔女の二つ名が書かれた本をミルディアに渡す。それを受け取ったミルディアの体が光に包まれ始めた。


 「これは……」


 「ここでやるべきことはもうないみたいだね。『管理室』が君を元の世界に戻そうとしているんだ」


 「ゲームマスターのルールは納得できませんが、世界を終わらせるわけにはいきませんからね。自分が出来るだけのことを精一杯やってみますよ」

 

 「期待してるよ。十四人目の英雄が生まれることをね」

 

 「そいつは願い下げです。自分の銅像なんか見たくありません」

 

 「欲のないことだ」


 そう言って笑うアドジャスターの顔が霞んでくる。管理室から元の世界へ戻るようだ。


 「頑張ってくれたまえ」


 それがミルディアの聞いたアドジャスターの最後の言葉だった。

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