2022/02/15
今日、岸田首相がウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行なうらしい。情勢の緊迫を受け、とのことだが、いったい何を話す気だろう。話せることがあるのだろうか。いささか心配になる次第。
NHKは14日にロシアのミハイル・ガルージン駐日大使に単独インタビューを行ない、その際に大使は、
「ロシアには戦争をする意図も計画もない」
「NATOの東方拡大が明らかにロシアにとって脅威であり、ウクライナが加盟すれば、その脅威がさらに高まるのは間違いない」
「国民の命と暮らしを守るために必要な軍隊を持たねばならず、訓練も行わなければならない。第三国に対して軍事侵攻を行う前兆とみてはならない」
「ウクライナ軍に大量に兵器を調達することは、ウクライナの武力機関に挑発的な行動をさせかねず極めて危険だ」
「もしNATOが提案を拒否するのであれば、ロシアの安全を確実に守るために、『軍事技術的な措置』をとることが可能だ」(以上NHK)
と述べた模様。まあ普通に考えてそう答えるだろうな、と聞く前に予想がつくことしか言っていない。ニュースバリューはないと言っていいだろう。
一方ロシア本国では、プーチン大統領がラブロフ外相を呼んで現状の報告を受ける様子を国営テレビが中継した。この中でラブロフ氏は、
「可能性は残されていると思う。いつまでも続けるべきではないが、現時点では協議を継続し、活発化させることを提案したい」(NHK)
などと話したらしい。いかにもアリバイ作りという感じがするが、何とかこれが芝居ではなく、本当に戦争回避への動きであってくれればと祈るばかり。
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