2022/02/01
イギリスのリズ・トラス外相は30日、テレビ番組に出演し、ロシアがウクライナに軍事侵攻する現実的な脅威があると述べたのだが、その一方で、イギリス軍が戦闘のためにウクライナに派兵される可能性は非常に低いとも言ったらしい。
まあこの辺が、ザ・UKである。
「ロシアがウクライナに攻め込むぞ! でもそんなことをしたらロシアは酷い目に遭うぞ! イギリスは絶対に許さないぞ! ただしイギリス軍は戦わないけどな!」
みたいな。
パーティゲート問題でボロボロになっている現在のジョンソン政権である。ロシアの侵攻を知らぬ顔でウクライナを見殺しにすれば、政権が終了するのは見えている。だがウクライナに軍を送ってロシアと戦闘になり、イギリス人兵士が死ぬようなことになれば、それでも政権は終わるだろう。八方塞がり、四面楚歌。もはやどうしようもないところまで来ているのだ。この外相の言葉も仕方ないのかも知れない。
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