第13話 右脚無しの右腕(予定)
5人の士官を新たに海軍に入れる事ができた。12人体制だ。船に対してのみだが強力である潜水艦が作れればヒラも入れて何とか今回の再占領は防げるかもしれない。そもそも技術的な壁が高いが…
両陸海士官を庭に呼び集めた。
「これから強い兵士の育て方を伝える。」
まずは腕立て伏せ、腹筋、懸垂、走り幅跳び、ボール投げ(小石を使った)、スクワットを教えて実際にさせた。
「こんなに…痛くても…まだ…続けるのですか?」
「ああ。そこまでしないと維持は出来るかもしれないが、強くはなれない。」
その後、インターバル走を伝えたが、その内容を聞いてあり得ないという顔をされたので今日はもう寝てもらった。そんな趣味は持って無いと弁明して。
「そして君か…」
「はい…」
文字は読める。ただ、
「片脚無いオイラでも良いのか?」
「ああ。計算はできるか?」
「算術の事ですか?今までそんな事はやった事が無いもので…」
「なら教える。」
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