第7話 真実

1980年7月22日

「そうか俺は、神だったんだ。」

 俺は思い出した。

 神として育てられたこと

「なぜこの記憶を忘れていた。」

 と俺は、呟く。

 その瞬間舌打ちが聞こえる。

 なんだろうと思っていたが、今は、無視した。

 俺は、この村での態度を、改めこの村を助けようと思った。

 まずは行動だ。

 村の周りを走りながら叫ぶ。

「俺こそが神だ!」

 だが村の皆は、河野が神だと思っていて信じてもらえなかった。

 そして、またあの日になった。

 今日は、河野だ。

 村の皆がざわつく。

「か、河野様が、なるなんて。」

 そして他の人が喋る。

「お助けをお助けを」

 それを言うと河野が叫んだ。

「いてまうぞ金田いてまうぞ金田」

 と言うと中村が喋った。

「河野あんたは神じゃなかったのか⁉︎」

 と言うと高笑いしながら河野が答えた。

「そうやで、わいは、嘘ついた。そう、金田が神やねん、わいは図書館に行き一つの書物を見た。ほんで思い出した。アイツはわいに、えげつないことしたってことを。」

 そう河野が言うと通りかっかった俺に、刃物を向けながら、走った行く。

 俺を守るように、中村が押さえ殺した。

 いつものように目の前が、また光る。

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