第30話 デスパレード——グリムリーパー
霧に包まれた周囲にただスパッとモンスターを切り裂く音が響く
裂かれたモンスターは魔力として散布していくのではなく何処かに吸い込まれるようにして消えて行く
そして更に一体、更に危機察知に追加された
他の二体とは一線を画する存在
「へぇ今回はイレギュラーか楽しそうじゃん………
『驍オ?コ鬮ョ竏ォ竏夐Δ?ァ郢ァ莨夲スス?ァ遶?鬮ォ?ア隲キ蜍?驛「?ァ陜」?、??・隴擾スエ?蜀暦スク?コ陝カ蜷ョ??サ驛「?ァ??蜥イ?ク?コ』
「やっぱり相変わらず何言ってんのかわかんねぇわけど、キラーの上位互換か?」
剣を出現させ構え、魔力を身に纏い臨戦体制をとる
『縺昴?鬲ゑシ∫ァ√′雋ー縺?女縺代k?』
霧に包まれた状態でも4メートル程もあるその身長にやはり不吊り合いな大き過ぎる鎌
そのモンスターの名は、グリムリーパー
モンスターが神楽に突撃する、そのモンスターの跡は全て凍り付いてた
俺と相手の距離は約10メートル、刹那!って後ろに!?
バキバキバキ——パリンッ!
「空気が、凍った?まさかコイツ氷属性範囲攻撃、直線上だけどはいえ氷属性、あのリーチと合わさってめんどくせぇ」
左右からキラーが首を狩りにくる、
それを避け同士討ちをさせる、そうすると見事魔石を切り裂き合い死亡し散布していった
「烈火剣型 蒼炎」
ただ超高温の炎を持って敵を薙ぎ払う技
『繧「繝√メ繝√メ繝√メ繝√メ繝?※辭ア縺冗┌縺?コ九b縺ェ縺?¢縺ゥ辟シ縺代k繧擾シ』
「あんま効いてないな、!?あぶね!コイツ普通に氷魔法使えんのかよ」
次々と氷塊が地面から伸びる
一つ一つの塊がそれぞれ3メートルを超えるもので中には5メートルを超えるものもある
「チッ急に生えてくるからわっかんねぇ、まぁ直前に魔力が集まるのが見えるからなんとかなってるけど——ズバァァァン
斬られた髪がハラリと中を舞う
危機察知が直前で発動、直ぐにしゃがんだから良いものの………
冷や汗が止まらない
「へぇ、良いじゃん」
バンッ!——これ以上逃げててもしゃあ無いよな?
『閼ウ遲九〒縺吶°??シ』
「うっせぇ!神速ッ火龍」
豪温の龍がこのモンスターを襲う、がやはりその炎ごと斬られてしまう
そんな事は分かっていたとの如く相手の裏を取り、即座に居合いを放つ
『縺弱c縺ゅぃ繧。繧。荳?蝗樊ュサ縺ャ縺?ぇ繧・繧・繝?シ√≠縺」繧ゅ≧螟ァ荳亥、ォ』
——はっ!他愛無い
グリムリーパーが斬られ絶叫し消えてゆく
すぐさま剣をしまいドロップ品が何か確認する為近づく神楽
フゥ〜
妙に風が吹きそれと同時に冷気が立ち込める
ドロップ品の確認の為腕を伸ばす、
その腕の体温が急激に冷えていき終いには完全に痺れて動かなくなる
「ありゃ?この流れは、、、」
——後ろからモンスターの反応が急に!?
振り向きながら下がるが、その時一つの違和感に気づく
——「あれ?腕、いつのまに」
腕の神経が壊死していた為余り痛みを感じなかった為に気付かなかった
『繝?繝。縺ァ縺吶h縺画怙蠕後∪縺ァ縺。繧?s縺ィ豌励r莉倥¢縺ェ縺?→www縺ゅ→閻輔?螟ァ蛻?↓縺??∵?謔斐☆繧区凾縺ォ蠢?ヲ√〒縺励g縺?シ溘∪縺∫ァ√?閨槭″縺セ縺帙s縺後?縺?ww』
「なに言ってんのかわかんねぇけど馬鹿にされてるって事だけは分かるわ、お前のその骨仮面ぶっ壊して素顔曝け出させてやるよッ」
あっそういや出来るんだったわ、
そう呟くと意味も無く歩き出しグリムリーパーの前に進んだ
何故このような珍行動に出たのか分からないグリムリーパーは戸惑いながらもその隙を盛大に笑いその大鎌を振り下ろした
ズチャ
嫌な音を立てて首が飛ぶ
グリムリーパーはその魂を奪う為神楽に近づくがその神楽は散布して消えてしまった
シャキンッ——「おいおい、もう終わりかぁ?ざぁぁこッ」
さっきと同じ様に復活するグリムリーパー
神楽はスキルが統合され変わった事で復活のクールタイムがリキャストされたため死んでもなお復活出来たのだった
そして全く同じ事をやり返されたグリムリーパーはというと
——『逕滓э豌礼函諢乗ー礼函諢乗ー励ぅ繧」繧」?∬イエ讒倥=繝?ュサ縺ョ蜈区恪縺ッ遖∝ソ後□縺橸シ?シ?シ』
「神威ッ!、、、は?——驚く事にグリムリーパーはそれだけで死んだのだ、
前の天津とは大違い、何故復活できるとはいえ八十階層のイレギュラーが七十階層ボスより弱いのか
するとコイツが消える時にはあることが起きていることが分かった
というのもこのグリムリーパー、消える時には魔力の散布は目に見えず、その代わりに何か浮遊しているふわふわとしたものが消滅していたのだ
「成程、それが魂だと仮称すると、
お前が死んだモンスターに鎌を振っていた事も合点がつく、
お前は魂を媒体に魔法を、そしてスキルを使ってる」
「そしてお前はその身も魂で成長させていた、今回のイレギュラーはキラーが大量の魂を取得したせいで起きた事」
——お前、人為的に造られたモンスターだろ
『雋エ讒倥=?√%縺ョ遘√r莠コ髢薙↑繧薙◇縺ョ荳狗ュ臥函迚ゥ縺ォ騾?繧峨l縺溘↑縺ゥ縺ィ謌ッ險?繧抵シ∽ク?ュサ縺ォ蛟、縺吶k??シ?シ』
その空間自体が急激に温度が低下していく
そして巨大な氷塊が次々と浮かび上がり神楽へと飛翔していった
「もう良いよお前、もう飽きた、刻印付与 『お前の攻撃はそれと同等かそれ以上の魔力を纏ったもの、耐久力のあるものへのダメージが入らない』」
大量の魔力を纏った神楽に氷塊を当てるも無傷、鎌で払うがそれすらも逆に自身が弾かる
『繝偵ャ蛹悶¢迚ゥ?√□縺」縺?縺檎ァ√?辟。謨ー縺ョ鬲ゅr謖√▲縺ヲ縺?k?√″縺」縺阪″雋エ讒倥〒縺ッ遘√′騾?£縺阪k縺セ縺ァ縺ォ谿コ縺励″繧後↑縺?シ√?縺」縲∽ク肴恪縲√□縺後▲縺薙▲縺薙%豁、蜃ヲ縺ッ雋エ讒倥↓蜍晏茜繧偵f縺」隴イ縺」縺ヲ繧?m縺?シ』
「お前さ、俺一回しか刻印自分に掛けてないんだけど、まぁそのなんて言うの?死なないなら死ぬまで殺せば良いじゃん、刻印付与 全掛け!よし、死ね」
その瞬間グリムリーパーに無数の斬撃とラッシュが見舞われた
その攻撃が速すぎて空気が発火し全身が燃やし尽くされながら魂が全て消滅するまで殺され続けた………
——「よわ」と一言だけ残してドロップ品の骨仮面を拾いその場を後にした
————————————————————
どうも皆様こんばんはナメコです!
はい、今回もやはり夜遅くに失礼します
それとすみません昨日はとてもとても大変な事が起きて書けませんでした!
というのも面接練習に学校に行ったら家に鍵を忘れてしまってですね、
親も兄弟も帰ってくるのが遅くなるので大変でした(お昼頃の出来事
とそんな言い訳はどうでも良くてですね!やっぱり進化した神楽さんは強すぎる!!
A級のイレギュラーをまるで子供相手です、一回死んでるけど
グリムリーパーって良いですよね、カッコいいです特に鎌が
死神程では無いですけどね………
はて?最後のダンジョン産の筈のモンスター、しかもイレギュラーが人為的に起こされたものとは一体どうゆう事でしょうか!
この事も心に留めておいて下さい、またいつか真相が暴かれると気がくるのか!?
是非この作品が面白いな、グリムリーパー自分も名前知ってる!という個人的に中二病だと思う方は是非是非いいねやフォロー、星評価をして下さると幸いです!
ではまた次の話で会いましょう、バイバイ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます