第19話 氷漬けか氷責め、どっちが良いかしら
前書き
はいナメコです
皆様こんにちは今回は大体2400文字、そうつまりいつもより短いです
なんか区切り?ついたから大目に見てください
今は強敵出す予定ないんで(嘘だけど)、噛ませ犬は沢山出すよ(多分、、、
主人公が今どんだけ強いか分からないでしょ?だからその為も含めてね。
じゃあ本編へ、どうぞ
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「、、、あっァァ?——「ねぇ!ねぇってば!」
「はっ!?そっそれ、——「なに?」だからッ!そいつ翔吾だわ」
そこには腕を十字にしている氷漬けにされた翔吾があった。
(これは、、、他の人には分かんないかもだけど俺には分かる、コイツまだ気絶してない、目は閉じてるけどほんの少しだけど氷が振動してる、まぁ俺の素のステータスなんて下位のCクラス探索者位だろうと思うけど)
「えっあっあんな何黙り込んでんのよ!コイツ友達?なんでしょ?どうにかしなさいよ!めっちゃ寒いん——「いやお前は寒く無いだろロキの加護あるやん」
「あっそっかぁッて違うわよ違く無いけど!てかアンタなら私にやったみたいに魔法なんてかき消せるんじゃ無いの?」
そういい神楽の肩を掴みグラグラ揺さぶってくる天内だった
「あぁ、その事なアレなうんまぁ確かに出来ないこともないがそれすると翔吾の肉体が酷いことになっちゃうんだよなぁ〜、なんせあれただ炎を物理的に消しただけだしてかそれしか出来んし」
あれ?ヘルファイアって物理で消せるの?て事は氷は、、、「「「もうダメだ」」」と声を合わせて叫んでしまうのは仕方のないことなのでは無いだろうか。
「て事で天内の魔法で氷溶かせないか?」
最初から結果が分かりきっていたからなのだろうか——「まぁ聞くだけ聞いてみるかぁ」と思わず声に出して言ってしまった。
その事を華麗にスルーする訳もなく眉間に皺を寄せつつも淡々と——「別にいいけど、ほらこんな風にしか炎使えないから、だから彼の事消しカスにしてしまいそうなのだけれど」
あぁ、俺達なんてクラスに来てしまったんだ、と思わずにはいられない、熱い暑い炎が厚いその大き過ぎる炎はされど教室を焼くことはなく只々紅蓮の業火により熱波を放つに止まった。
それでも五十度程、まさに地獄暑さのせいでかいた汗はその全てが大粒で出来ており服がベタァッと体に絡みつきならばと水筒に手を向けるとやけに生ぬるい水やお茶それを飲んだことでさらに蒸し暑くなり頼みの綱のエアコンも余の暑さにショートしてしまっていてそれが更に地獄を加速させた。
恐らく現代の教室で世界上位の不快適さだろう。
そしてクラスの者たちはアイツもヤバいが天内もやばい、とそしてあぁ天内が神楽の奴隷(仮)になったのも神楽がそんなヤバイ天内に普通に接していることも、この一言で肩が付く。
そう、つまり類は友を呼ぶ、だ。
そして数分後、やけに澄み渡り大きく聞こえる足音とその音が近づくと同時に教室の熱さが下がっていく、クラスの者達はエアコンが治ったのかと思っていたのだが、、、その音が扉の前に来る頃にはすっかり神楽と天内以外はブルブル震え上がっていた。
そして神楽は窓から飛び降りる準備をっとそうしてたらまずは窓が凍り扉が少しずつ開かれる事に冷気が物凄い量吹き込んでくる、今日の気温は一貫して寒暖差の無い日だとニュースが言っていたのに、、、
「こんにちは、
「こんにちは、今すごく君から逃げたい気分なんだけどどうかな?」
「君なんて他人行儀で呼ばなくても良いのよ?」
「是非遠慮しとくよそれよりも——「あら、何か困る事でも?無いわよねぇ、それとも何そこの翔吾みたく横並びでアートにでもされたいの?」
類は友を呼ぶpart2
「いやいやいや、てかなんで佳奈が此処に居るんだよてかなんで翔吾固めたしまぁ何となく分かるけど、仕方ないだろ?最強の一人なんだからこの学園ではだけどそもそもそこまで怒っている理由が分からない」
「そうゆう問題では無いのよ、と言うかなんでダンジョンの大穴戻り五代ダンジョン奈落に落ちたと思ったらそんなよく分からない寄生虫連れてきて、貴方の頭の事とか心配にならない方が可笑しいわ」
「ちょっと何よ寄生虫って!てかなんでよりにもよって虫なのよ!」
そう思い切り講義の声を上げるが佳奈は一瞬その目を見ただけでまた神楽に視線を戻す
その事が気に食わなかったのか周囲の炎が出し辛い空間など無視して再び紅蓮の炎を灯す。
「これは、驚いたわねでも、身の程を弁えなさい今は貴方と話している時間じゃないの」
まさか炎を出せるとは思わず少し驚きの表情を浮かべるが直ぐに冷気を集め氷の槍を造り交戦しようとまずは両者一手目を撃ち放った所で氷も、炎もが衝突の前に散布した。
「ちょっとやり過ぎだよ?天内も、佳奈も」
そして俺はしばらくの間説教をするのだった。
パキッパキパキパキキッ!パリンッ——その後は先程まで氷像にされていた翔吾、いや正しくはその氷が鳴らした音だった。
「よっ元気だったか?神楽」
「翔吾、、、お前大丈夫なのか?」
氷から出て来た翔吾が何処か角ついた動きをしておりその事にえっお前大丈夫なん?と疑問を口にした。
「んあぁまぁ大丈夫だぞなんか感覚っていうか痛覚が麻痺しちまってるけどまぁうんてかそれよりさぁ神楽聞いてくれよぉ〜あいつマジアホだと思わねぇ?なんであいつはす〜ぅぐに魔法使うのかねぇ魔法使えるようになる代償に頭のネジ何本か取れちまったのかぁあっはっはっはっはぁー」
どうやら翔吾は今このクラスにいる氷花佳奈の存在を確認できていないようだった。
普段ならこんな事は無いのだがそれもこれも凍傷による障害か?………………
「翔吾、お前、、、痛覚だけじゃ無く知覚障害までなんて哀れなあっあとぉ佳奈、俺は決してそんな事思ってないぞー?」
巻き添えは嫌だ!と言わんばかりに弁明を付け加えたが背後には既に澄んだ蒼色の魔力が身体から溢れ出し今にも氷結魔法を繰り出そうとしているのがわかった。
そして姫の声が聞こえ…………
「問答無用ッ!」
その瞬間魔力は嬉々とし主人の願いに応えるべくその受刑者二人を氷漬けにした。
「「えちょまッ!?」」
「ふんッ全くどれだけ心配したと思っているのかしらアイツはッ」
ツン.....ツン?...............
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皆様どうか少しでも面白いと思ってくださったのなら良いねやフォロー、星評価も宜しくお願いします。
それでは、今度は20話目で会いましょう、そしてここまで読んでくださり誠に有難うございます。
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