第11話 ボス戦には第二形態は付き物だよね

前書き


皆さんこんばんはナメコ2世です。

今回は新作からお送りさせていただいております。


何が書きたいかと言うとですね、やけに戦闘描写が長くなさ過ぎてしまいそうでしたので一応報告をと言うことです。


あとは出来るだけこの作品は沢山投稿していこうと思いますので応援の方もよろしくお願いします。

ということです、それでは楽しんでいってください。


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「これ、は、、、不味いな囲まれてる、このままじゃ斬撃の竜巻が出来上がる、その前に抜け出すなら、スゥ〜覚悟を決めろよ、俺、大丈夫、まだ見切れる、斬撃が来ない瞬間を狙って一閃で駆け抜けるだけ、」


そして遂にその時は来た


、、成功、イレア、出て来てやっ!?まさかッ読んでいたのか!!」


神楽が出て来たところを狙って黒炎を使い竜星で仕留めに来たのである。

神楽はその攻撃を直に喰らってしまいまた一度死んでしまった。


「ッ!?、生き、てる?まさか数え間違え、運なんて当てにならないって思ってたけど、まぁいい、ッ今度は黒炎の竜かッしかも四体ックソッ危なッ」


黒炎の竜四体は非常に成っている連携をしながら神楽を着実に追い詰めていた。

が、しかしそれでも地力が違いすぎるせいもあり全て避けられてしまう。

四体のうち一体は自爆で黒炎の範囲を出来るだけ広げて何とか当てようとしたが読まれていて避けられてしまい二体は足止め、残りの一体が攻撃という風にしても意味はなかった。

だが神楽はと言うと——「黒炎は消せない、何故なら当たった側から消滅するから、なら当てずに消す、消すッ!!無閃次元斬ッ!!その結果次元ごと切る事で黒炎を消す事に成功した。


「ハァ゛ァァァッ!!無閃次元斬ッ!!」

『ガァ゛ァア゛ァァァ!!』


神楽の無閃次元斬に対して魔竜はその鉤爪で応戦した。

その結果は当然とも言えるだろうか?神楽が魔竜に傷を負わせることとなった。

その傷は先の戦いの中でも一番深く広いものだった。

だがそれからだった、その魔竜に異変があったのは。

魔竜は急に周囲の魔力を吸い出したのである、その影響で岩や土の色は消え、逆に魔竜は岩石之竜装の様なフォルムにチェンジしていた。

していた、というのも可視化する事が出来るほどの魔力が渦となり魔竜を隠していたからである。

しかもその魔竜は異様にスリムで更に前足が発達し、顎と尻尾が頑強になっていた。

その魔竜は戦闘能力も先程までとは違い接近戦がメインの神楽と互角にやり合えていたのである。


「ッ早ッい、だけどこれくらいじゃ意味ないッんだよ!!ッ避けられ——バゴォン!!

ガハッ!?」


「コッぐフッ!?段々早くっ、なってる、!!」


『ドラ゛ァ゛ァァア゛ァァァァ!!』



だが今では確実に近接戦でも神楽を圧倒していた。


「ガハッ刻印付与ッ俊敏に全振り!!」

だが神楽も永遠と殴られ続けてるだけでは無い。

ステータスを全て俊敏にまわしすんでの所で魔竜の攻撃から抜け出したのだ。



『ピコンッ! 

刻印付与のレベルが5に上がりました同じ刻印付与の効果重複最大数が4に上がりました。』




「ハァハァハァ、やっとか、刻印付与、魔力全振り、からの全てのステータスに平等に振り分けるそして身体強化魔法発動、」



そこからは最早一方的な蹂躙とまではいかずとも勝負にすらなっていなかった、だがそれでもと諦めない姿の魔竜には惹かれるものが有る。


『グラァ゛ァア゛ァァァァァ゛ァア゛ッ!!』


魔竜はそれまでに培って来た全てを掛けて神楽に挑んだ。

そして神楽もまた、全ての力を持って魔竜と戦った。

だがそれでも圧倒的なステータスの差というのは覆す事は出来なかった。

魔竜も時には前略の攻撃が神楽に当たる事もあったがそれまでだった。

だからこそ魔竜は生まれて初めて、ただ純粋にただただ愚直に、真っ直ぐにひたすら力を求めた。

それはとても素晴らしいものだった、魔力の一滴も無駄にせず生命を投げ出してまで力を求めた、今この瞬間の為だけに全ての命を賭けたのだ。

勝っても負けてもこの戦いが終われば死ぬ、だがそれでいいと、それでもいいから今を、この瞬間をただただひたすらに楽しみたいと、この人間と殺し合いたいと。

その思いは無駄にはならなかった、そう進化が始まったのだ、昇華で無理矢理全ての生命力を投げやって得た力の先に、限界の先に辿り着くために。

竜の進化では更に高位の竜にしかならない、これは当然とも言えるだろう、そもそも竜は龍とは全く持って違う存在なのだから。

幻獣と魔獣程には差がある、それは空想の存在であり力が違いすぎるからだ。

そもそも竜は龍を知らない、進化出来るのは自分の種族の事を良く知っている者であり力もある者だけがなれる特権なのだから。

だがこの魔竜は違った、ただ強くなりたいと思い何が強い?と考え一番最初に出てきた者、それが龍だった。

そう、魔竜は、竜王は今、たった今魔龍になったのだ。

種族の枠を超えた完全なるイレギュラーそれがこのフロガイレアリテだ。



そして今フロガマイレアリテは真の龍として相応しい力を手に入れた。


——ステータス—————————————

 【種族】 魔龍

 【名前】 フロガレイア

 【年齢】 576

【レベル】 999


 【生命力】 127569

 【攻撃力】 195778

 【防御力】 87756

  【魔力】 275896

【魔防御力】 162231

  【俊敏】 99615

  【幸運】 0


【装備】 

【装飾】 


———スキル——————————————

雷之鳴神いかずちのなるかみ 幻想之青龍 嵐之神奏あらしのしんそう 光明之照星こうみょうのしょうせい 黒炎之極地

————————————————————

———称号———————————————

五極龍 超越者 唯一龍 最強の一角

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———ステータス————————————


  【種族】 人類

  【名前】 甘咲神楽

  【年齢】 十六     

 【レベル】 131


 【生命力】525

 【攻撃力】423

 【防御力】188

  【魔力】195

【魔防御力】197

  【俊敏】336

  【幸運】45


【装備】 初級防具 幡劍ばんけん

【装飾】 無し 


———スキル——————————————

ステータス操作LvMAX 刻印Lv5 復活Lv5

自動回復Lv7 身体強化Lv3 空歩Lv2 気配遮断Lv1 投擲Lv3 狙い撃ちLv2 加速Lv2 刹那Lv2 瞬足Lv3 剣術Lv4 刀術Lv2 平衡感覚Lv1 暗視Lv5 毒見Lv2 縮地Lv3 痛覚軽減Lv7 状態異常耐性Lv3 物理耐性Lv2 一撃必殺Lv1 自動回復Lv3 鑑定Lv3 料理Lv1 警戒Lv5 弱点看破Lv1 魔力撃Lv3 鈍器使いLv1 切り裂くLv2 切れ味上昇Lv3 武具調整Lv3 逃亡Lv1

————————————————————


———称号———————————————

祝福されし者 黒に魅入られた者 

七つ目の宝石を唯一知る物 死からの再生 

初めての死 資格者 敵前逃亡 奈落の生還者 五代ダンジョン踏破者 数多のスキルホルダー

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