第48話 父親と長男

 こんにちは。久しぶりの投稿になります。寒くなりましたね。

 僕は中央卸売市場で仕事をしています。果実の売買が僕の仕事になりますが、仕事がら季節を感じやすい。これまでは葡萄を中心に扱っていたのですが、今朝から苺の売買を始めました。お客さんと商談をしながら、クリスマス時期の苺の話題で盛り上がったりします。まだ11月も中旬ですが、気分はもう年末だったりします。


 小説に関しては、投稿はしておりませんが毎日取り組んでいます。相変わらず「逃げるしかないだろう」の推敲を繰り返しています。初めて発表した頃は、時間に追われるようにして書いては投稿を繰り返していました。かなりのハイペースで、自分のことながら感心してしまいます。


 ただ、今、読み返すとかなり雑に感じました。プロットに毛が生えた位の出来です。骨格は出来ておりますので、推敲しながら肉付けをしています。具体的には、登場人物の心理描写を中心に表現しています。これが難しい。悩みながら進めています。まだまだ時間が掛かりそうです。


 さて、表題にもありますが、長男との確執に悩みつつも、前進している手ごたえを感じている今日この頃です。引き籠っていた長男は、母親の助けもあり少しづつ学校に行くようになりました。大きな前進です。ただ、僕との関係は最悪になりました。


 9月ごろ、長男に3度ほど意見をしました。少し感情的に正論を述べました。長男は、かなり堪えたようです。結果、僕と顔を合わさなくなりました。問いかけても返事もしてくれません。近所に嫁さんの実家があるのですが、僕が就寝するまでは実家に避難しています。僕が寝る頃に帰ってきて、自分の為にパスタを作り食べます。僕が調理した晩ご飯は食べないときもあります。


 一見、大変な状況に見えなくもないですが、僕は前進していると感じています。やっと、反抗期が訪れたのだと思っています。自分が何者なのかを見つけるためには、親に反抗しなければいけません。自分のことを自分ですることが大切です。


 思い返せば、僕にも反抗期がありました。大学生の頃という、遅い反抗期でした。当時の僕は、父親を蔑み暴力も振るいました。自分の居場所を見失い、家出に近い形で飛び出しました。とても懐かしい。そんなことを感じている、今日この頃です。

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