第2話 作品

君の寝顔は美しい、君の寝顔を永遠に守りたいと

僕は思った。逆にその美しい寝顔を壊してしまったら

どうだろう、綺麗なものは壊してしまってもキレイなんだろうか


君がぐっすりと寝てるところのロープを持って

しのびこんだ。君の寝顔はやっぱり美しい


この寝顔を壊してしまうなんてもったいないと思いはした


今の僕にはこの美しさはいらない。

僕は僕の美しさを探したかった。


君は美しいのは僕が知っていれば良い

他の人達がしらなくてもいい、僕が知っているから


君の首にロープを通し力を込めた。

彼女は目覚め自分の首を掻きむしる。

僕の力が緩まることはない、君は首をひっかき

首に傷がついた、君はもう美しくない。


傷がつかずに君にはしんでほしかった。

僕の作品のひとつになってもらおうとおもったのに

駄作になってしまった。


僕は次の作品を探しに行く


翌日彼女と連絡がとれなくなったという妹から警察に

通報が入り作品が公になった。


初の作品が駄作なんて僕はくやさしい。


警察がすぐぬでも僕の身元の特定ができるだろう。

一緒に住んでいた彼氏は消えたのだから彼氏が犯人だと

警察は特定する。


僕はその前に作品をかんせいさせなければいけない

キレイな死体の作品を

みんながうらやまうきれいな死に体をてにいれたい。


僕はそれまで捕まらない

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寝顔が素敵な君へ 興梠司 @asahina0606

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