寝顔が素敵な君へ

興梠司

第1話 寝顔が素敵な君は

僕はお店を経営していて月200万くらいの利益があった、毎月2,3回の旅行は彼女を連れて行っていた、ある日経営がガタついた。僕のメンタルのせいだ、何をしたというわけでもないのに掲示板でも誹謗中傷に耐えれなくなった。僕は全てを失った。

お金も店も全てを捨てた、店を辞めた今でも掲示板にはちょくちょく登場している、もしかしたら僕は人気者だったのかもしれない。


全てを失った僕に乗ったのは寝顔が素敵な君だけだった。

約半年同棲していたが店を潰すので同棲を解除した、別れるなら別れても仕方ないと

僕は思った、僕にはなにもなくなるのだから、彼女はなにもないはずの僕についてきてくれるという、別れ話も一つもなかった。


「いつも一緒にいれなくて寂しいね」と行って早朝に夜逃げ同然に店を後にした、僕は必要最低限のものだけ持って周りにバレないように必死だった、周りにバレたらまた掲示板に書かれる恐怖のほうが怖かった、深夜からコインロッカーに荷物をちょっとずつ預け、朝九時にクロネコヤマトから荷物をもらい逃走開始をした、その逃走には彼女もついてきてくれた。彼女は家に帰れば良いもののずっと一緒にいてくrた、僕は彼女が近くに居てくれることが精神安定剤となった。


店を飛んで二日目僕は生活保護を受けることにした。

生活保護には抵抗があり、何度か話を聞きに行った事はあるが

受給をしたことは無かった、家もお金を失った今では

生活保護を受けるしか手立てが無かった。最寄りの役所も

「すぐに生活保護をうけろ」と提案した。受けざる得ない状況では

あったが、今度こそ彼女は僕にはついてきてはくれないと思った。

彼氏=ウーバーイーツもいやだけれど、彼氏=生活保護はもっといやだろう、僕が

女側であったら耐えれないと思うが彼女は「ずっと一緒にいようね」言ってくれた。

彼女は僕の回復を望んでくれている、回復がいつできるかわからない、向精神薬を飲んで「寂しい」と行ったら夜でもきてくれる彼女を僕は大事にしなければばらばいと心から説に思う、

隣で寝ている彼女に寝顔を大事にしたいと常に思う生活保護からの離脱を頑張っている。

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