閉じる
表示設定
目次
（二）-6
僕は五限の授業を終えて家に帰ってきた。すると、アパートの部屋の前で、大きなスーツケースにドラムバッグを持った彼女がたたずんでいた。
「何をしているの？」と聞くと彼女は「今日からここに住むから」と言って部屋に上がり込んできた。僕の部屋の中に荷物を置き、僕のベッドの上で、すっかりくつろぎ始めたのであった。
寝る前までに彼女は僕の部屋の隅々までを興味深々に、しげしげと見て回った。
壁にはライトノベル原作のアニメ作品のキャラクターが大きく描かれたポスターを何枚か貼ってあった。本棚にはライトノベルや漫画が大量に並べてあった。さらに、本棚の上の段には、きわどい水着姿のキャラのフィギュアが何体か置いてあった。
（続く）
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます