ニコニコ労働と疲れて浮かぶはデカ寒天

 雨がヤバい。また道が川になっていた。排水溝からゴォーッ!と音がしていて、どこかから車が走ってきているのかと、キョロキョロしてしまった。

 今日も今日とて忙しいながら、ニコニコ働けた日でした。周囲に恵まれていて、とても感謝しています。もっと頑張りたい。

 とはいえ、限界がきているのは変わらないようです。というのも、人の名前がすぐに覚え出せなくなってきました。老いか、疲れか、両方か。

 よく会う相手というだけでなく、今はさっきまで話していた相手なのに、パッと名前が思い出せない。情けない。ただ、「喉元まで出かかっている」とか「頭の奥に埋もれてしまった」とかとは少し違います。「ど忘れ」が少し近いのですが、それに加えて、目の前にめちゃくちゃデカい寒天が浮かんでいる感じがします。自分と相手の間、かつ別のレイヤーに成人な胴体くらいある透けた寒天が浮かんでいる感じ。たぶん、あんまり伝わらないとは思うのですが、一応ここに残しておきます。

 ちなみに、「ガラス越しに世界を見る」ような感じとかとも似てまったく異なる気持ちです。これは一体何なのでしょうね。

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