4月
自分のことすら見えてなかったということは
先日、昔の自分の写真を見ました。中1から高3までの学生証の写真です。
本人証明に毎年撮るものなので、変化が分かりやすく、とても面白く思いました。あぁ、この頃はあんなことやこんなことがあったから、この表情にはそんな意味もあるのだろうと懐かしい想いに浸りました。ただ、少しびっくりもしてしまいました。自分はこんな顔をしていたのかと。
毎日、鏡で見ていたはずの顔です。今でも鏡で見ることはあります。それなのに、写真を見て、自分の顔を再認識したのです。
ちょっとショックでした。結局、私は、いえ。私も自分の都合の良いようにしか世界を認識していないのだと。そういう人に、いら立つくせに私自身がそうだったのだと。
自分の顔が自分の認識と違った理由は、視力や撮影環境など、きっといくつもの要因があるはずですが、そのひとつに自分の認識に歪みがあることがショックでした。それでも、今気づけたことにホッとします。特に、世界の捉え方の問題なので。
自分を顧みることはずっと大切なことなのだとも改めて思います。
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