最近のパクリの話題
ここ数年感じることなのですが、「パクリ」を叩く声が過剰なのがとても気になります。
ちょっと似てるだけで「パクリ」と騒がれる層がごく一部にいる気がします。SNSだと目立つので、人の目を引く目的でわざと話題にされている方もいらっしゃるかもしれませんけど、私は何だかうんざりしてしまっています。なので、触れることも良くないかなぁとは思いつつ、ここには備忘録として残します。
たしかに「パクリ」というのはあまり良くないことだと思います。ただ「パクリ」という言葉で避難するのもあまり良くないとも思います。
他者の創作を自分の創作だと言い張るのは、著作権の侵害です。他者の創作意欲を削ぐ行為は著作権法で禁止されています。ただ、創作は他者の真似をしたり、好きの気持ちをファンアートにしたりで、より発展している側面もあるので、「真似」というだけで否定する方向性は良くないと思うのです。また、人類が誕生してから何百万年も経っているのですから、数多の創作物があるわけで、異なる作品に似た部分があるのも仕方がないとも思うのです。
つまり、私が何を言いたいのかと言いますと、もっと著作権を含めた知的財産権について勉強すべきだと思います。知的財産権は著作物を含む様々な知的財産の権利を守るための法律です。特許や商標権などもそうです。
「パクリ」の話題は、知的財産権を知らないことが根底にあるように思うのです。社会のデジタル化が進み、まだ対応しきれていない部分もあるのかもしれませんが、とりあえず、もっと勉強して欲しいし、私も勉強しないといけないなぁと考える今日このごろです。
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