「我が社でそれはどのように役に立ちますか」
就活のとき、面接で聞かれる質問のひとつ。「仕事でどのように役立ちますか」には悩まされたけれど、やっぱり適切な質問ではなかったと、社会人になって数年経った今でも思います。
入社希望者がどうしてもその会社に入りたくて、アピールするためにそのことを話すのはわかるのですが、採用担当者からこの質問をするメリットが少なく思います。希望者の人柄や能力を見るためなら、他の質問のやり取りや会話で充分わかるはずですし、「仕事でどのように役立つか」は会社側の方がよくわかっているはずです。
企業研究をしたところで、実際の業務を経験したわけではないのですから、就活生に正確な回答などできるわけはありません。想像から考える当たり障りのない答えになってしまいます。
とはいえ、能力の高い人なら、問題なくアピールできるのかもしれません。でも、世の中には優秀でない人もたくさんいますし、優秀な人だから必ず上手くやっていくとは限りません。
要は、この質問でわざわざ引き出した答えは採用のための情報としてはやや弱いと思うのです。にもかかわらず、入社希望者の頭を悩ませる非効率な質問なように私は感じています。他の質問の方がより適切な人材を得られるように思います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます