第56話 夢への随伴者



「あれっ、何でおまえがカッテにウチの夢の中にいるニャ? 勝手に入って来られたら困るニャ!」

「いやいや、これは俺の夢の中だろう……その証拠に、ジェームズもシルベスタもいるし?」


 ちょっと一休みのつもりで寝てしまったら、いつもの夢魔空間へといざなわれてしまった。何と勤勉な事だろうか、寝ながら働くとは我ながらちょっと怖い。

 ブラックここに極まれりな感じだが、目の前で憤慨するネコ娘に心が癒されるのは何故だろう。ってか、何故にネムが俺の夢の中にいる?

 向こうの論理だと、こっちが奴の夢にお邪魔しているらしいけど。


「うにゅ、一緒の空間にいたから繋がっちゃったニャ? お前も《夢幻泡影》持ってるなら、そんなこともあるのかニャ?」

「お前って言うな、ハルか春樹と呼べ……そういう事もあるのか、全く変なスキルだな。まぁいいや、敵もいなくなってるしくつろごうか」

「バカを言うなニャ、ハルキ! こっちの方に、でっかい反応があるニャ! 大物がいるに違いないニャ……経験値稼ぎに、一緒にやっつけに行くニャ!!」


 何か白い部屋でグ~スカ寝てた姿と真逆の、エネルギッシュな小娘である。コイツに戦闘能力があるのかさえ不明だが、まぁ近場にいた筈の夢魔を倒したのならあるのだろう。

 そう言えば、両手にゴツいナックルガードのようなモノを装備している。ネム自体が軽装なものだから、その銀色の装備がやけに目立っていたけど。

 それ以外の武器も装備も、このネコ娘は所持していない様子。


「お前、それで殴る戦闘スタイルなのか……? ナリに似合わず、格闘が主体とは凄いな。装備が薄過ぎる気がするけど、大丈夫なのか?」

「シンパイには及ばないニャ、ウチはカレイに敵の攻撃を避けて戦うスタイルニャ! 何なら今から魅せてやるニャ……うん、コッチから強い敵の気配がしてるニャ!」


 おっと、挑発した訳では無いけど……話の流れで、今からネコ娘と一緒に強敵に挑みに行く事になってしまった。勇んで先頭を歩くネムと、その隣に躍り出るジェームズ。

 何かお似合いで笑ってしまうが、果たしてその実力は口で言う程なのかな?


 続いて歩みを始めた俺に続いて、シルベスタも追従する構え。キャシーも召喚しなきゃな、MPの都合で探索終わりに送還したままだったし。

 戦闘が待ち構えるとしたら、それにはしっかりと備えなきゃ。それは良いとして、この猫娘からは各種情報も聞き出したいと秘かに思っていたりして。

 見かけによらず、コイツは受け答えがしっかりしているしな。


 こちらの世界の常識とか、スキルや戦闘系の活用法とか、聞きたい事は幾らでもある。年下に教えをう恥などは、この際どうでも良いって話だ。

 知恵を付ける事で、生き延びる確率が上がれば万々歳である。そんな訳で、俺は心の中の疑問を整理しながら、前を行くネムに語り掛ける。

 疑問が手に余るほど多いのが、ネックと言えばそうなんだけどね。


「そう言えば、お前のご主人や所属する白の陣営について、ちょっとでも説明をして貰えると嬉しいんだけどな。

 確かテンペストだっけ、どんな人なんだ?」

「ご主人は、白の陣営の管理者の1人ニャ……立場的にはアイギスと一緒だけど、ご主人の方がずっと強いニャ♪ 2回くらい上級管理者にスイセンされたけど、2回とも断った変わり者ニャ。

 ハルキみたいな変わり者を、眺めるのが大好きニャ!」


 ふむ、変わり者だけに同類を好むらしい……いや、俺は全然そっち系では無いけどな? それにしても異世界から召喚した探索者を見て楽しむなど、悪趣味にも程がある。

 助けられた立場で、あまり偉そうな事は言えないけど。


「白の陣営って、敵対する陣営が多いんだってな? 管理者ってのは、そんな陣営と戦う連中って解釈で合ってるのか、ネム?」

「管理者には、本当にいろんな仕事があるニャ。ハルキたちみたいな探索者のシドウをしたり、戦う集団をソシキしたり、土地やシセツの管理人をしたりと忙しいニャ!

 ハルキみたいな小物の面倒なんて、本当は見ている暇なんてないニャ!」

「そりゃ悪かったな……それにしては俺らの担当の筈のアイギスは、指導なんてしてないぞ?」

「探索者へのシドウは、その管理者に完全にユダねられてるニャ。親切に鍛えるタイプもいるし、アイギスみたいに完全にホーニンなタイプも多いニャ」


 そうらしい、俺たち第13期メンバーは運が悪かったみたいだな。アイギスみたいなクソ野郎が指導者について、更に俺は個人的に目を付けられたって訳だ。

 まぁ、少々自業自得な面も無きにしもあらずだけど。そんなネムの話によって、白の陣営の立場も少しずつ鮮明になって行った。

 それから、陣営内の偉さのランキングについても。


 ここに至るまでの噂で聞いた通り、白の陣営は新参者で、周囲からは完全に舐められているっぽい。それで焦った連中は、何度も俺たちみたいな“戦力予備軍”を召喚しているそうな。

 それを育て上げる努力は、全く成されていないけどな。そりゃ舐められるわけだ、上が腐っていたら組織ってのは機能などしない良い例である。

 ちなみにその管理者、今のところは40人程度いるそうな。


 俺たちみたいな探索者からの成り上がりも、少なからず在籍しているそうで。その資格だけど、レベル50以上又はスキルLvのMaxが1個以上が条件なのだとか。

 かなり厳しいな、俺の場合だといつの話になるのやらって感じだ。いや、管理者になどなるつもりは髪の毛の先ほども無いんだけど。

 ちなみに、それぞれの管理者に仕える補佐官も、厳選されたエリートとの事。


 ネムの話によると、彼女がその補佐官になるための、今がまさにその修行中なのだそうで。戦闘能力もそうだが、情報収集や陣営の管理の手助けをする能力が必要だとの話。

 ちなみに管理補佐の人選や人数は、管理者それぞれだとの事。


 彼ら管理者がどんどん修行を積み、実力を付けたら“上級管理者”と呼ばれるようになる。その条件はレベル80以上、又はスキルLvのMaxを2個以上が条件と、かなり厳しくなる。

 そんな人材が、現在白の陣営内に8人程度いるらしく。ネムの上司のテンペストが、結構親しくしている人物もいるとかいないとか?

 そして上級になると、もれなく二つ名を授かるそうな。


「ハルキがミチバタで二つ名持ちに出遭ったら、とにかく裸足で逃げ出すニャ! 間違っても逆らったりしたら、簡単に八つ裂きにされるニャ!!

 万が一、もっと上の神官か巫女様に出遭ったら……命乞いして、神様にすべてを委ねるニャ」

「あぁ、白の陣営の神様ね……実際にいるのか、ネム?」


 驚いた事に、神様はこっちの世界では本当にいるらしい。ネムも遠くからなら見た事があるそうで、割と幼くて可愛くて神々しかったとの感想を貰った。

 どうでも良い話も混じっているが、どこで必要になって来るか分からないのが情報である。ってか、神官や巫女の戦闘力は上級管理者を遥かに上回るそうで。

 現状、白の陣営には3名程がその席を埋めているとの事。


 敵対する陣営については、本格的に喧嘩をしているのは主に2つらしく。噂の『橙の陣営』と、そこと割と仲の良い『紫炎の陣営』がこちらの陣営を切り取る算段をしているそうだ。

 もちろん、どこの陣営も陣地は多いに越した事が無いらしく。それに加えて、あちこちの陣営が無断で侵入を果たして来ているのが現状なのだそう。

 そう言えば、そんな場面に遭遇したことが過去にあったっけ。


「ペジィやガウト親方、元気かな……?」

「コアで創り出す資源は有限ニャ、他の関係無い連中に持って行かれたら、こっちはたまったもんじゃ無いニャ!! ウチの陣営は、いつまでたっても新参者扱いだニャ。

 ハルキもウチの一員だから、その辺はしっかり心に留めておくニャ!」


 そんなにカリカリして、目くじら立てないでもと正直思うのだけれど。口に出しては全くその通りだなと、小さな身体を怒りで逆立てている猫娘に同意の素振り。

 いや、実際に逆立っているのは小娘の尻尾の毛なんだけどね。ちょっと感動だな、異世界に来た甲斐もある見世物だとニンマリしていると。

 その当人の表情が、一瞬にして厳しいモノに。


 どうやら感知系のスキルを持っているらしいネムだが、こちらもその異変に遅ればせながらも気付き始めた。遠くから唸るような、機械音のような高音と低音が聞こえて来て。

 何か厄介な存在が、この先に待ち構えているのは確実っぽい。俺の従者たちも、一様に緊張の素振りを見せ始めており。そして目の前の丘の向こうに、それは浮かんでいた。

 宙に浮く巨大な物体は、赤黒く膿んだ腫瘍かナニかのよう。


 ありゃ何だと、口から突いて出たのは完全な独り言だったのだけど。耳の良いネムは、律儀にも夢魔の卵かナニかだと返して来てくれた。

 初遭遇だが、この空間ではよくある事なのだろうか? それにしても大きいな、日本の平均的な一軒家くらいはありそう。それが唸りながら、宙に浮いている姿は割とシュールだ。

 ってか、卵なら中から何かが産まれる可能性が?


 あの大きさの敵と対峙するのは、例え相手が雑魚の夢魔だろうと嫌過ぎる。ところが隣のネムは、やる気満々で既に挑発の構えを見せてる始末。

 この小柄な娘には、あの巨体と戦う術があるって事だろうか? ってか、既に《気功波》とか何とか叫んで、先手を打つイケイケ体質だったり。

 おいおい、こっちはまだ心構えすら出来てないっての!


 先手を打たれた“夢魔の卵”は、一瞬震えたかと思ったらおもむろに反撃を開始し始めた。上部に空いた穴から飛行夢魔を、下部の穴から色んなタイプの歩行夢魔を生み出して。

 その数、ゆうに30匹以上!


「おいっ、急に戦闘始めるな! いっぱい出て来たぞ、この後どうなるんだ!?」

「ハルキは肝っ玉がちっちゃいニャ、経験値稼ぎと割り切ってはしゃげばいいニャ!」


 そう言って、嬉々として敵の群れに突っ込んで行く猫娘であった。こちらとしては、慌ててスキルのセットからの戦闘参加しか手立ては無い訳で。

 確かにあれだけ敵の数がいれば、良い経験値稼ぎにはなりそうだ。追加でなおも出て来る夢魔の群れは、色んなタイプがいて手強そうな奴もちらほら混じっている。

 それじゃこちらも、戦闘準備から戦いに加わるかな。


 ジェームズもシルベスタも、既に近付いて来た雑魚夢魔の群れと斬り結んでいる。遊撃にキャシーと、このコンビネーションは確立されている感がある。

 俺も早速《光弾》を飛ばしながら、後衛から支援の構え。途端に騒がしくなった周囲の景色に、俺の血が騒ぎ出すのは致し方が無い所ではある。

 ところで、ネムの方はどうなった?


 うむっ、一応戦えてはいるようだ。結構な数にたかられているが、問題無くさばけている感じ。だが大柄な夢魔もそろそろ近付いて来ているし、油断は全く出来ない。

 宙に浮く夢魔の卵は、そのうなりを一層高くして既にうるさいレベル。まるで蜂の巣を突いた様な騒ぎで、その例えは的外れでは無いって感じがする。

 しかし今回、本当に注意すべきは敵の多様性だった。


 何といきなり背後を取られて、俺は慌てて回避行動をとる破目に。闇のような襤褸ぼろまとった細身の夢魔が、細いナイフを手に影から湧き出て来ていたのだ。

 アサシンタイプだろうか、またしても新タイプの夢魔の登場である。完全に避け切れずに手傷を負ってしまったが、今はそれを気にしている余裕は無い。

 手にした手槍で反撃、呆気無く串刺しにされるアサシン夢魔。


 急襲タイプのスキルを持っていても、体力自体は貧弱だったみたいだ。ホッとしたのも束の間、空から金切り声を発しながら接近して来る飛行タイプの夢魔が数匹。

 その絶叫に、どうも麻痺効果が備わっていた模様。一瞬硬直した身体に、奴らの不潔そうな細い爪が喰い込んで来る。それを撃ち落としたのは、慌てて戻って来たジェームズだった。

 有り難い、彼のフォローには本当に感謝である。


 更にやって来る飛行タイプの中には、やたらと長い首の奴も見受けられ。コイツは毒のブレスを吐いているようで、ネムも対応に苦労しているっぽい。

 こちらも近付きたくないので、そっち系の奴は積極的に《光魔法》で撃ち落として行く。キャシーも同じく、シルベスタの肩から飛びあがって迎撃を繰り返している様子。

 忙しない戦場風景だが、敵の数は確実に減って行っている。


 いや、まだまだ夢魔の卵はおかわりを吐き出し続けているな……一体いつになったら、その作業は止むのだろうか。腹立ち紛れに近付いた俺は、その不気味な噴き出し口へと《光爆》をお見舞いしてやった。

 その途端、激しい鳴動と共に赤黒い卵が絶叫を発して。


 こちらに多大なダメージ、同時に生み出された夢魔たちも浮足立っているけど。その反応に慣れているのか、ネムだけはその俊敏な動きは衰えず。

 大型の夢魔をあっという間に始末したかと思ったら、飛び蹴り風の攻撃で中空の首長夢魔も撃退。こちらも負けてはいられない、もう一度噴出口へと魔法を撃ち込んでやる。

 夢魔の卵は一瞬震え、それから随分と縮んで行って。


 完全に新たな夢魔は産まれなくなったが、代わりにそれは不気味な明滅を始めていた。それはまるで、宙に浮く心臓かナニかの様相を見せ始め。

 それに感化されたのか、残った夢魔の群れは途端に狂暴化。狂ったように襲い掛かって来られて、俺たちはその対応に慌てふためく破目に。

 特に残った2体の、大型タイプの夢魔の大暴れが酷い。


 1匹は何とか、数分後にネムが単独で撃破に成功した。もう1匹は、シルベスタが抑え込みに成功している間に、俺が止めを刺すパターンで撃退する。

 その頃には俺は顔中に冷や汗をかいて、変な動悸に襲われていた。顔色も恐らくだが、相当悪くなっている筈。アサシン夢魔のナイフか、はたまた飛行夢魔のかぎ爪か。

 毒かナニかに体内を侵されて、ヘロヘロの状態に。


 《耐性上昇》をセットするのを忘れていた、或いは《光付与》でも予め掛けておけば、耐えられたかも知れないのに。《光癒》を掛けてみるも、毒状態の緩和とはいかずな結果に。

 そう言えば、毒消し薬を持っていたっけ……俺は霞む視界の中、何とかベルトのポーチ内を探る作業。そうこうしている間に、前衛の頑張りで周囲の夢魔は片付けられて行き。

 そして縮んだ夢魔の卵に、最後の変化が訪れる。


 それはある意味、流れ通りの結果となった。つまりはそれは、中央でバカっと割れて最後の役割を果たしたのだ。文字通り生まれ落ちたのは、立派な体格の巨人夢魔だった。

 何と両手で大鎌の様な武器まで持ってて、相当強そうである。それどころでない俺は、浅くなった息遣いでようやく毒消し薬を探り当てる。

 そして開封から、一気に中身の液体をあおり飲む事に成功。


 シルベスタを中央に、ネムとキャシーの遊撃の格好で向こうの戦闘は始まったっぽい。ジェームズは俺の側で、心配そうにこちらを伺ってくれている。

 少しずつ毒は癒えて行っているのだろうか、それにしては手足も痺れて来てもう武器も持てないのだが。その時ジェームズが、懐から奇妙な色の液体の詰まった瓶を取り出して。

 勢い良く、俺の口の中へとそれを注ぎ込んで来た。


 ……不味いっ、って言うか舌が痺れて脳みそが明滅を繰り返すレベルの刺激物である。それでも俺は何度かせき込んだ後、不意に身体の痺れが去って行ったのに気付いた。

 これって、眠り込む前にジェームズが手作りしていた薬品だろうか? 何の作業をって思ってたけど、夢魔の毒だか悪疫あくえきだかの解除薬だったみたい。

 その恩恵は、たった数分で完全回復するレベル。


「助かった、ジェームズ。……うえっ、でも味は何とかならないのか?」


 俺の感謝の言葉はともかく、後半の問いには黙って首を横に振るジェームズ。それから彼は、苦戦中の戦線を指し示す。巨人夢魔の躍動は、シルベスタのパワーでさえ持て余す程の様子。

 さもありなん、何しろ体格の差はゆうに3倍近いのだ。逆に振り回される大鎌を、良く捌けているモノだと感心してしまう。それも限界が近いのか、シルベスタの鎧は既に傷だらけ。

 そして遊撃のネムも、致命傷を相手に与えられていない様子。


 ネムの頼みの《気功波》も、巨体を少々揺らす程度である。俺の《光爆》でも、致命傷を与えるのには厳しいかもな。試しに主力の《罠造》のLv3技、多重カニ挟みからのたらい落とし炎化で畳み掛けてやる。

 おっと、これは結構ダメージを与えている感じ。


「なかなかやるニャ、ハルキ! このまま一気にやっつけてしまうニャ!!」

「慌てるな、ネム……この巨体じゃ、こっちの想像以上のタフネス振りだろうからな!」


 場合によっては、こちらの主力の《罠造》か《光魔法》のどちらかを、レベル4へと上げる必要が出て来るかも知れない。スキルPは余っているので、やってしまっても全然構わないのだけれど。

 ピンチに備える性格がブレーキとなって、なかなか踏ん切りがつかない状況である。うぅむ、しかしさっきの毒みたいに、自分ではどうにもならない場面が訪れる可能性も。

 その時に慌てない為にも、余裕のある今にスキル振りすべきかな?


 結局は、誘惑に負けて《光魔法》をレベル4へ。そして得た新しい呪文、《光の矢》を早速の試し撃ち。敵はあの巨体で、どうやっても外し様が無いとは言え。

 割とエグい威力に、眺めていたネムも大興奮の様子。文字通りに肉をえぐり取るような射撃に、とうとう崩れ落ちて行く敵の巨人夢魔。

 無念そうな咆哮を残し、その巨体は塵へと変わって行き。





 ――そしてそこに残されたのは、巨大な鎌と中型の宝箱だった。








  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る