風を聴く。

フォークグループ『かぐや姫』を解散後、メンバーの正やんこと伊勢正三が大久保一久と結成したデュオが『風』になります。当初はあまり興味を示さなかったものの、悪くないと友達から借りたレコードが「WINDLESS BLUE」と「海風」この二枚はテープに録音してかなり聞き込みましたね。


ただ、大久保一久を全く存じなかった私は、どうしてもオマケみたいな存在に思えて、「風ファーストアルバム」やセカンドの「時は流れて…」では特に正やんありきが顕著に現われていて曲もそうですが、失礼ながら歌もパッとしない印象です。それでも三枚目の「WINDLESS BLUE」では、その才能の片りんを見せ始め、「海風」では開花。


ラストアルバムの「MOONY NIGHT」では、正やんと同等と言うか個人的には完全に超えてるとすら思える出来です。レビューでもそんなことを書かれている人が多数おりますね。そんな大久保一久も去年亡くなりました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る