第28回「2000文字以内でお題に挑戦!」企画 クロノヒョウ 様
こそっとクロノヒョウ様の
面白いです~(/▽\)♪
教授と助手のやり取り楽しい🎶😂
もっとみていたかったです(*´-`)
とか@rpcrtremote様の
事故の事後が気になります^^
このまま置いて行かれて仕方なくその辺にあるもので作った小屋 = 城
だったりして...?
なんて声にお答えしてコラボ企画の夫婦漫才の続きです。おっとここも含めて2千文字に収めるよ(≧∇≦)b byエイル
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
おっと、横領教授は助手席から捨てて良いけど、最愛の夫は拾わないと。
考古学のフィールドワークの必需品、ローピング、あのカウボーイが投げるロープで夫を地面に激突する前に拾い上げる。
「死ぬかと思った。運転しながら助手席から捨てるわ、ロープで引き戻すって事故らないでよ?」
「夫だから横領の弁明を聞きましょう。どうなんですか横領貧乏教授様?」
「未解読の古代文字だからね。ちょっと解読ミスったかなぁ?現地に何もなかったから解読失敗だったようだ。ハハハ、考古学ではよくある事じゃないか。次頑張るさ。それよりも愛しの妻に助けられて惚れ治しました」
「チッ、このクズ教授言い訳は考えてましたか。それで答えはなんですか?」
フィールドワークで完全に空振りと知ってて大学に予算申請するほどクズじゃないはず。
「ん?忘れられた城も第13番聖典も愛しのアシスタントへサプライズなウソだけど、底無し沼から採取した試料を炭素年代測定して当時の地形と古文書の整合性の確認だなぁ」
「はぁ!?サプライズ菜乃!??真面目に信じた私の純情を返せ!!」
いたずらでアシスタントの私をもてあそぶ教授をやっぱり助手席から放り出す。ロマン溢れる城にときめいたじゃないのよ。
「また!?またなの!!落ちる!!シートベルト君は心の友だ!!離さないでぇ〜」バタン「ぐぇ」
「あっ、まぁ落ちそうにはないしいいや」
妻に嘘をついた夫には天罰なのか助手席のドアが閉まり、ドアの隙間から出たシートベルトが巻き付き車外に固定されてる。もう運転してるしホテルまで帰るしかないね。
「心の友よ!!締まってる苦しいぃ!!アシスタントさん?これは良くない!!車止めてドア開けてぇ!!助けたらいいってばぁぁぁ〜」
「早く帰ってスイーツを一緒に食べましょ♪」
「そうしたいけど!!そうじゃなく今て横に愛しの妻の横に座らせてぇ〜〜Σ(゚Д゚)木に掠った!Σ(゚∀゚ノ)ノキャースピード上げないでぇ」
「イエーイ、ドライブはアクセル踏んでこそ楽しー」
「アシスタント様!!助けて!!危な!!なんかポケット削れた\(^o^)/ねぇ、聞いてる??」
「ホテルまでノンストップでいくぜーー」
「赤信号は止まって!!ねぇ教授を赤信号無視させないでぇーー」
アホな教授を車外に固定してるからか、後ろでなんかガッシャーンとか音がたくさんするけど気にしないでホテルに到着する。
「ゼェゼェ、インデ○ー・ジョー○ズな考古学とかいないから」
「そこにいるじゃん」
「考古学でも、未解読文字解析が専門だから」
「だから貧乏なんでしょ?知ってますー」
「仕方ない、コーヒー淹れるから許してくれよ」
「貴方のコーヒーは美味しいですからね。懐柔されてあげましょう」
どうせ研究バカな夫はこのあと資料まとめたりで忙しくて思い出さないだろうけど、明日は結婚記念日だし、バニーガールとか喜ぶかな?
現地で最もセキュリティの高いホテルの1室で旦那の淹れた1杯のコーヒーをチビチビ飲みながら仕事を辞めない教授を見守る。これが一番美味しいのよね。
そろそろバニーガールになろうかな?やっぱりスク水?そんな日付の変わる直前の時間。
「いつも苦労かけてるから、ほんの気持ち」
旦那がひょいとアクセサリーケースをくれる。また仕事に戻るけど、驚きとニマニマが綯い交ぜになる。
「開けるよ?」
「どうぞ」
そこには買えなかった二人分の結婚指輪と、おそろいのペアネックレスしかも、数カラットのダイヤモンドがそれぞれトップに使われてる。
「えっ、えーーー!?なんで!?横領?」
「ちゃんと仕事の報酬なんだけど、まぁ若かりし頃の遊びのお陰だねぇ」
「どういうこと説明して!!」
「ん?未解読文字より軍事暗号解読のが簡単だから、衛省と内閣府の手伝いしたときの報酬だし。ちょっと仮想敵国から世界一の国までありったけ解読して、自衛隊のは難しくしたらめっさくれたやつを、投資したらなんか増えてたのを思い出した」
「なんですてぇ!!財産を忘れるな!!ボケェ!この研究バカ」
私は渾身のドロップキックをおバカで天才な夫に決める。
「あぁ~~資料が!!グチャグチャに混ざってる(TOT)」
「そんなの明日にしなさい!!今日はやるのよ」
「そのバニーガールは・・・反則だ!!ハァハァハァハァ(*´﹃`*)愛してる」
「私もよ」
結婚記念日は夫を美味しくいただきました。
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