イラッとした時の考え方

2023.10.3



今回は、イラッとした時の考え方、対処などのお話。




まず、人に、自分に、期待しすぎないこと。


ついついやってしまいがちですが、人にイライラした時、自分にイライラした時、思い返してみてください。


期待や、理想が高すぎたりはしていませんでしたか?


なかなか意識を変えるのは難しいけれど、自覚するところからまず初めて、考えましょう。




私はイラッとした時、自分の中の感情に目を向けるようにしています。


起こった出来事はなにか、何故それに怒りを覚えたのか、それは実際には誰にどれだけ責任があると考えるか、のように考えます。


ここで注意なのが、責任がある=責めるではないということです。


責任があったとしても、責めないでください。


自分にどれくらいの責任があった、その事実分だけを受け取ってください。




私自身は基本的に自責思考寄りです。


その場合は、その自責100%と、最初は考えてしまっているのですが、完全に100%自分が悪いということは、ほぼ起こりません。


自分の責任の割合を現実的な分まで下げていくように、8:2だったかも、いや7:3かな、いや相手がほとんど悪かったのだから2:8だとか。


とにかく10:0なのをなくす作業をします。




逆に他責思考の人なら、その出来事のどれくらいの責任が自分にあるのかって方に目を向けるのもいいです。


0:10で相手が悪い、ではなく、自分の悪かった部分に目を向けてみる。


3:7だったかもしれない。


極端思考を認識する為に、こういうことをします。




そして、よく考えても相手が理不尽だった場合は、そこまでです。


それは相手が悪いです。


理不尽なことを言われた、された場合は、相手が悪いで済ませましょう。


そしてできるだけ距離おきましょう。


紙に殴り書きしてゴミ箱にポイするのもいいでしょう。


それも心のケアをしてください。


理不尽は許さなくていいんです。




意見の食い違いとか、理由があるとか、うまくいかないとか、そういう時には、まず『理想』が高くないかと考える。


求めるものが大きいと怒りも大きくなったりします。




その大きな理想に気付いて、そして心を自分の本心に向けて、私は、なぜイラついたのか?


私は、どうして怒ったのだろうか?


”自分”と対話してみてください。




私はこんなことを言われた。


けれど理不尽ではないから、責任は半々だとか。


言われた言葉の内容にイライラしたのか、言われ方にイライラしたか、態度にイライラしたか。


探っていってみてください、自分の本心に合うものはどれなのか。




なぜそれにイラついたのかというと、それは自分に負担がかかっているよという自分からのサインです。


サインをまず受け取ってあげてください。






ここからはその対処です。


それが精神的ストレスならば、紙に書くという方法が本当によく使われます。


A4用紙1枚でもいい、言いたいこと書いちゃってください。


ふわっと湧き出てきた気持ちも、なんでこんな理不尽受けなきゃ行けないんだとかの感情も、言語化するのです。


自分の体の中から、外へと吐き出す心のお掃除だと思ってください。


つかれていたなら、よく寝た後にその作業をしても構いません、当日である必要はありません。




それから物理的な問題とか、睡眠時間が少ないとか、寒いとかご飯を食べていなかったからとか、そういうことでイラつくこともあるから、まず自分を満たすということにも目を向けてみてください。


日をあけて考えるというのもひとつの手段です。




私がしている対策といえば、これらを積み重ねてきたような感じです。


加えて、自分のイラついた原因に寄り添って、本当はどうしてもらいたかったか、どうなってほしかったか、自分の心の声を聴くといいと思います。




時には、自分が自分にイラついていたということもあるでしょう。


自覚が、一番必要なものです。


現状の自覚が大事、それから対処していくことです、ケアしていくことです。




自分をちゃんとみてあげるのよ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る