傷付けられる言葉

2023.7/14



悪意のあって故意に傷付ける目的の言葉なのか、正義感からの言葉なのか、それともそれらが混ざっているのか。


そういった言葉を使われること、ありますよね。


イライラしやすい人なのかもしれないし、悪意なんてこれっぽっちもなくて感じたことをそのまま話してしまう人もいるでしょう。




私も、子供時代は姉がそういう言葉をよく使っていて、現在の体調不良に続いているのだなと思っています。


人を傷つける言葉は、人の人生を狂わせることもあると、身をもって感じています。




自分が嫌だと感じ、なおかつ悪意がある言葉からは逃げるや、躱すなどがいいでしょう。


でないと、長期間浴び続けているとうつ病などの原因になってしまうかもしれません。




反対意見が自己成長に繋がる、そういう意見もあります。


たしかに自己成長することもあるとは思いますが、それはあえて傷付ける言葉を使わなければいけないことなのでしょうか?


ほとんどの場合、相手を思って言葉を選び、諭すような話し方をしても伝わることだったのではないでしょうか。


わざわざキツい言い回しをする必要性とは?




人間関係を円滑に進める為ならば、わざわざ人の心を抉るような言い回しをしなくても問題ないはずです。


もちろん身の危険がある場合を除きますが。




その発言した人自身に問題がある場合が多く、繰り返されるようなら故意の可能性もあります。


どうかまず自分の心を守って、ストレスの発散をしてくださいね。




正義感からアドバイスしてくるような人もそうです、正義感は正義ではありません。


そもそも全て正しいという人はいません。


完璧な人はいません。


自分が正しいと思う意見は、必ずしも相手の為になる言葉ではありません。


それを知っていれば、正しいと思っていることがあっても、一度立ち止まり、本当にこの人のためになる言葉なのだろうか?と考えられるはずです。


言葉を選んで話そうとしたのか、思ったことをそのまま相手にぶつけたのか。


それで相手がこちらを想っての言葉なのかどうか、判断がつくと思います。




どうか、自分の「嫌だな」と思った言葉を、信じてあげてください。


それから余裕があるようなら、その言葉のどの部分に引っかかったのか、その部分にどう感じたのか、どう直せば自分は素直に受け取ることが出来ただろうか、と考えてみるのもいいでしょう。


自分の嫌だと感じることに向き合うこと、それはモラハラ対策になります。


相手にわざわざ言い返さなくても構いません。


分析して、自分の心がどう感じたのか、じっくり考えて言語化してみることに意味があります。




そうしたらようやく、いわれっぱなしではなく、相手の言葉を自分の身にできるのだと思います。


余裕がなければひたすら逃げましょう。


嫌な言葉は嫌だったでいいんです。


その言葉を拾うも捨てるも、自分の意思でいいのです。




どうかまず、一番に、自分の身を守ってくださいね。

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