カフェイン

2023.6/26



今日は少し、カフェインについて書こうと思います。


カフェインは飲んだら眠れなくなるということが一番有名だとは思いますが、それ以外の影響もあって、自分で気付けていないこともあるかもしれません。


ちょっと知れるきっかけになればいいかと思います。




私はカフェイン激弱体質で、例えば眠る前に烏龍茶を1口飲んだだけでも眠れなくなります。


寝る前のココアでも眠れなくなります。


夕方にカフェオレを飲むと朝方まで眠れなくなります。


学生時代、徹夜をするのがとても簡単でした。


エナジードリンクはカフェイン量が怖くて飲めません。




この為、カフェインの影響の出やすい体質といえるでしょう。


そんな私が感じたカフェインの作用をお話します。




まず、眠れなくなることから話していくと、カフェインはとって30分程で効果の出てくる性質があり、飲んだ直後に眠ると、仮眠にちょうどいい時間で自然と目覚めることが出来ます。


これは結構聞く手法かと思います。




それと、これは私の体験していた話ですが、子供の頃にカフェインに弱い体質だと気付けないために、何故か夜眠れなくなってしまって困ることがありました。


寝る数時間前に飲んでいたコーヒー牛乳や紅茶、お茶類、ココア、カフェイン量にもよりますが、甘くて飲みやすいものには注意した方がいい子供もいます。


親でも、カフェインに弱い体質の子供は気付きにくいと思います。


うちは気付かれませんでしたから。




アレルギーとは違って、表に出ない効果が現れるので、カフェインに弱い体質の人が存在するというのは、頭の片隅に知っておいた方がいいかもしれません。






次に、カフェインには利尿作用があること。


これも気付かない人がいるかもしれませんが、特に夏に気をつけて欲しいことです。




利尿作用があると危ないこと、つまり脱水症状に陥りやすいことです。


夏、お茶ばかりを飲んで脱水症状を起こし、熱中症になるという流れが起こりやすい。


一時的な水分補給にはなりますが、その後飲んだ水分以上に流れていってしまうということを頭においておけると、熱中症対策にいいと思います。




お酒もそうですね、利尿作用があります。


飲み会などで脱水症状を起こし、その上迷走神経反射を起こすことがあります。


迷走神経反射とは簡単にいうと、立ち上がったりトイレに行ったりした後に血圧が急激に低下して、吐き気や失神などの症状が一時的に出てしまうものです。


私も自律神経の乱れがある為に良く起こしていることですが、お酒を飲んだあとに急に立ち上がることには健常者でも気をつけてください。




じゃあカフェインは迷走神経反射について大丈夫なのか?というと、カフェインには血圧を上げる作用がある為に、迷走神経反射の恐れはほぼないといえます。


お酒とは逆に、カフェインは血圧を上げるの作用があるので、低血圧の私は昼間カフェインで血圧を上げて、夜はカフェインを取らないように過ごしています。




低血圧の症状がある方なら、カフェインをうまく利用すると快適に過ごせるかと思います。






次に気をつけて欲しいことは、カフェインは不安を強める効果があるということです。


特に精神疾患のある方、不安にやりやすい方には注意してもらいたいこと。




不安障害を持つ私は、カフェインを取ると量にもよりますが、不安がより強まり、恐怖を抱いてしまうまでに酷くなることがあります。


日によって大丈夫な日、ダメな日とあり、ダメでも一応、抗不安薬は効きます。




うつ病が酷かったり、不安障害が酷かったりする時には、カフェインの接種をオススメできません。




カフェインは胃を荒らすこともあり、空腹でカフェインを取るとその後気持ち悪さや胃酸過多をおこすことがありますので、そういった面でも注意が必要かとおもいます。




それと、意外と気付かれていないかもしれませんが、痛み止めなどの薬の中にも無水カフェインが入っているものがあります。


栄養ドリンクの中にもよく入っていますね。


大体50mgと表記されているかと思いますが、私のようなカフェイン激弱体質にとって50mgのカフェインは多いです。


30mgがちょうどいいラインだと、色々な量を飲んで試しました。




カフェイン量でどれくらいが自分にちょうどいい量なのか分からない方も多いと思います。


私がおすすめなのは、ブレンディスティックです。


カフェインレスや、とろけるミルクカフェオレなどあり、カフェイン量の表記があります。


とろけるミルクカフェオレでも33mgのカフェインがはいっているので少し多いと感じる方もいるかもしれません。


もっと少量を試したい時には玄米茶が100mℓ中10mℓ程度のカフェイン量のようなので、それで試してみるといいかと思います。




カフェインには依存性があります。


多い量を毎日飲んでいると、頭痛をはじめ、依存的な症状が現れることがあるので、カフェイン断ちの期間をつけることが望ましいです。


一週間程度カフェインを断っていると、最初はキツいですが段々と体がカフェインのない状態に慣れてくるかと思います。


継続的なカフェインの取りすぎにも注意してみてくださいね。




どの量が胃に負担がかかりにくいか、不安などの症状がでないか、利尿作用はキツくないか、動悸は起こさないか、何時までに飲めば夜眠れるか。


自己理解のひとつのきっかけにもなると思うので、ぜひ試してみてください。




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