それから、それから
俺の部屋に佳代子さんがやって来て一晩たち、佳代子さんはバイト探しに躍起になっていた
佳代子さん曰く
「居候させて頂くのですから家賃の1万や10万、自分で稼いで払わなければ!!」
との事らしい
(俺は別に良いんだけどな・・・)
「佐原さん!」
俺がそんなことを考えていると佳代子さんが話しかけてきた
「ん?どうした?良いバイト見つかったか?」
「いえ、それは絶賛探し中です!!」
「そうか・・・なら、どうしたんだ?」
「私、この時代でしたいことが思い浮かびまして!」
佳代子さんは目を耀かせて話す
「ほー、何がしたいんだ?」
昨日の夜、あれから佳代子さんにはこの時代でやりたいことが思い浮かんだら気軽に言うように伝えていた
(せっかくこの時代に来たんだ、出来る限り叶えてあげたい・・・)
佳代子さんが目を耀かせて続ける
「皇居に行きたいです!!」
「ダメだ!!」
「えー!!!」
佳代子さんとの毎日はまだ始まったばっかりだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます