応援コメント

第13章-⑥ ベルヴェデーレ要塞にて」への応援コメント

  • レーウが然るべき扱いを受け、現場から退くことになったのは、帝国軍にとっては朗報でしょうね。払った犠牲は大きいですけれど…。
    それにしてもこの軍、軍としてはかなり完成に近い組織体制ですね。そのせいで下級、中級将校の意見は通らないのですが、一番「軍」としては成り立っていそうな印象です。女王軍、あるいは王国軍はここまで完成していないのか?風通しは良さそうですが、別の問題が内包されていそうです。

    作者からの返信

    umiさん、コメントありがとうございます!
    大変うれしく思います!

    レーウは実はこのあともいくらか出番があります。彼の存在は帝国軍のアキレス腱みたいなものですね。このエピソードで前線における指揮権を失ったのは朗報ですが、そもそも前任者が名将として名高い人物であっただけに、という見方もできそうです。

    おっしゃる通り、帝国軍は最も近代的な組織体制になっています。厳格な階級制度や命令系統があって、教国軍や王国軍が中世の香りを色濃く残しているのとは対照的ですね。
    ただ合理的な反面、ヘルムス総統の人事介入権が強すぎるので、結局は最高司令官が重要、ということになりそうです。