応援コメント

第8章-⑦ そして同盟領へ」への応援コメント

  • 帝国の統治者は極めて合理的かつ冷徹ですね。教国側の視点に立てばなんてことをするんだ、悪辣な、と思いますが、帝国側から見れば大陸の覇権を争う間柄なのだから、強力な軍隊を破壊できたり、まして女王を殺せるチャンスに動かないほうが愚かしいですね。今後、帝国が大陸の覇者となって、どんな形でも戦が終われば、ヘルムスは英雄ですもんね。

    作者からの返信

    umiさん、コメントありがとうございます!

    この時点では帝国側の視点は一切用いてはいませんが、もともと野心のある人物が統治していることは触れておりました。
    そういう人間にとって、自国の領内を隣国の遠征軍が通過していくというのは、絶好の好機と映るのは間違いありません。
    その意味では、表面的な領土通行許可を前提に、そのような危地にわざわざ飛び込んでいったクイーンの外交的軍事的判断の失敗、という部分はありますね。

    次章は全編、帝国の人物紹介という形式で帝国側の視点を描きますので、そちらもお目通しいただければ幸いです。
    引き続きよろしくお願いいたします!