帝国の統治者は極めて合理的かつ冷徹ですね。教国側の視点に立てばなんてことをするんだ、悪辣な、と思いますが、帝国側から見れば大陸の覇権を争う間柄なのだから、強力な軍隊を破壊できたり、まして女王を殺せるチャンスに動かないほうが愚かしいですね。今後、帝国が大陸の覇者となって、どんな形でも戦が終われば、ヘルムスは英雄ですもんね。
作者からの返信
umiさん、コメントありがとうございます!
この時点では帝国側の視点は一切用いてはいませんが、もともと野心のある人物が統治していることは触れておりました。
そういう人間にとって、自国の領内を隣国の遠征軍が通過していくというのは、絶好の好機と映るのは間違いありません。
その意味では、表面的な領土通行許可を前提に、そのような危地にわざわざ飛び込んでいったクイーンの外交的軍事的判断の失敗、という部分はありますね。
次章は全編、帝国の人物紹介という形式で帝国側の視点を描きますので、そちらもお目通しいただければ幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします!
如何にクイーン健在とはいえ、甚大なる被害……(´・ω・`)
冷静な目で見れば、ここからの形勢逆転はなかなか厳しい状況ですね(-ω-)
この苦境の中でも戦果を上げた将がいるのは、日頃の鍛錬の賜物と言ったところでしょうか?(・ω・)
そして相手のメッサーシュミット将軍……武勇も人格も優れた傑物とのこと……なんとも手強い相手ですねぇ(>д<)
苦楽を共にした戦友や部下たちの訃報を耳にしては、その心中お察しします(-ω-)
一方で、その忠誠を捧げた相手に看取られ、最期を迎えることができた一兵士……ある意味ビセンテさんは幸せだったと私も思いました(-ω-;)
思わず涙が……(´;ω;`)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
毎度反応が遅くて申し訳ありません。。
敵地での奇襲を受けて、それでもなんとか活路を見出し同盟領へと退避した教国軍。
本国への道のりは長く険しいですが。。
女王即位前の内乱の鎮圧に際しては連戦連勝だったものの、対外的には大敗からのスタートとなり、払った犠牲も大きかったですね。
ビセンテ挿話は無駄ではなかったようでよかったです!
次章はいよいよライバルである帝国側の描写に移ります。
引き続きお読みいただけたら幸いです!!